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スーパーポグバ!マンチェスター・ユナイテッドが2戦続けてロンドンの強豪をアウェイで撃破!

ワトフォード、ブライトン、ミルウォール、ウルヴス、クリスタル・パレス、スウォンジー。昨季プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティ以外に強豪といわれるクラブは残っておらず、この試合の勝者がペップへの挑戦権を得ることになるのでしょう。FAカップ5回戦、スタンフォード・ブリッジのピッチに登場したのはチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグのTOP4を争うライバル対決は、両者とも負けられない一戦です。サッリ監督はいつものメンバー。ケパ、アスピリクエタ、リュディガー、ダヴィド・ルイス、マルコス・アロンソ、ジョルジーニョ、カンテ、コヴァチッチ、アザール、イグアイン、ペドロというスタメンは、多くのサポーターの予想が当たったのではないでしょうか。

アウェイのスールシャール監督は、ラシュフォード、ルカク、マタを前線に置いています。ポグバ、エレーラ、マティッチは新政権のデフォルト。最終ラインにはアシュリー・ヤング、リンデロフ、スモーリング、ルーク・ショーが並び、GKはセルヒオ・ロメロです。マン・ユナイテッドの指揮官は、マタをジョルジーニョにぶつけて効果的な散らしを抑える戦い方を選んでいるようです。2分にマタが左のルカクを使い、アーリークロスはダヴィド・ルイスがスライディングでクリア。4分にルカクが放った左足のボレーは、大きく浮いてしまいました。

9分のアウェイチームの波状攻撃は、右サイドを突破できずにマティッチに戻り、左に浮かしたボールに反応したスモーリングのヘッドはケパの正面。押されていたチェルシーは、10分にダヴィド・ルイスが無回転FKを枠に入れてきました。ロメロが無理をせずに左に弾き出すと、拾ったペドロの強烈な一撃も堅実なGKが懐に収めます。14分、マタが横に流したボールを受けたアンデル・エレーラがミドルを放つと、ケパが横っ飛びでセーブ。1分後、ジョルジーニョが前線に浮かしたボールをイグアインが巧みにトラップし、ロメロをかわすもクロスの落下点には誰もいませんでした。イグアインは、17分にもアスピリクエタのきれいなクロスをヘディングで叩きますが、ロメロが反応できなかったボールは惜しくも右に外れます。

25分にアスピリクエタのバックパスを受けたケパのトラップが流れ、ラシュフォードが詰めますが、GKが倒れ込みながら左に蹴り出し事なきを得ました。31分、先制はマンチェスター・ユナイテッド。マタが左のポグバに預けると、6番が右足で巻いた完璧なクロスが走り込んだエレーラに届きます。左隅を狙ったヘディングにケパは触れず、0-1。マタ&マティッチの元チェルシーコンビが、味方のポジションをよく見てゲームを組み立てています。35分、ペドロのクロスがロメロの頭を越えますが、ボールはファーポストの外へ。45分にポグバが仕掛けたカウンターは鮮やかでした。右に出たパスで上がったラシュフォードは、ポグバがゴール前に入ってくるのを視界に捉えていました。プレミアリーグ11ゴールのフランス人MFが完璧なクロスを頭でプッシュすると、ケパの右手を弾いてゴールイン。マン・ユナイテッドは、文句なしの展開でハーフタイムを迎えることができました。

48分、左から2人をかわしたラシュフォードがルカクにラストパスを送ると、ダヴィド・ルイスが前に入ってクリア。55分にアザールがドリブルで上がって中央のカンテに流し、ボックス内に出たスルーパスでペドロが抜け出しかけますが、ルーク・ショーがぎりぎりのスライディングでCKに逃れました。58分、ぺドロに代わってウィリアンが登場。アザールがスローインに反応してボックス右に侵入したチャンスは、左足シュートをリンガードがスライディングでブロックし、ボールは枠を越えていきました。70分のウィリアンのFKは、うまく落とせず枠の外。サッリ監督がコヴァチッチをロス・バークリーに代えると、スールシャール監督はルカクをアレクシス・サンチェス。残り時間が15分を切っても、マン・ユナイテッドの2点リードは変わりません。

マタが交代を告げられると、スタンドから一斉に拍手。アンドレアス・ペレイラ投入の目的は、中盤の守備の強化にほかなりません。サッリ監督の3枚めは、82分にアスピリクエタをザッパコスタ。カラム・ハドソン=オドイは出番がありませんでした。スールシャール監督のトップ下ファン・マタが的中した一戦。1ゴール1アシストのポグバが見出しになるのは間違いありませんが、私のMVPはマティッチです。危険なエリアを埋め続けたアンカーは、速い縦パスを駆使して前線を動かし、攻撃を活性化してくれました。マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーを0-2で完封し、4回戦のアーセナル戦に続くアウェイ勝利でベスト8進出を決めました。

パリ戦のショックを払拭したレッド・デヴィルズに対して、年明け以降6回めのスコアレスで5敗めを喫したブルーズ。ベストメンバーを揃えたホームゲームで完敗したサッリ監督への風当たりは、ますます厳しくなるものと思われます。ELのマルメ戦の後は、カラバオカップ決勝でマン・シティ、プレミアリーグでトッテナム。連敗すれば、チェルシーの経営ボードがアクションを起こすかもしれません。イタリア人指揮官と選手たちは、無敗だった序盤戦の自分たちを思い出すことができるでしょうか。レギュラー固定のチームがつらいのは、若手やサブの選手の経験値が低く、こういうときに打ち手が限られることです。今のチェルシーに、これといった改善策は見当たりませんが、果たして…。

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“スーパーポグバ!マンチェスター・ユナイテッドが2戦続けてロンドンの強豪をアウェイで撃破!” への4件のフィードバック

  1. ペップの街 より:

    更新有難うございます。
    ポグバが気持ちよくプレーして得点に絡み守備陣が頑張る。
    マティッチ効いてましたね。
    このままの好調を維持して週末のレッズ戦も撃破して欲しいです。
    FAカップの決勝がシティ戦となれば盛り上がりますねえ!

  2. フラッペ より:

    ロメロの安定感、マタが細かな立ち位置でジョルジーニョを消せてたところが勝因ですね。
    エレーラはデュエルに勝てて、ゴールも決めていてMVPに推したいです。
    個人的には、サンチェスをもっと早く使っても良いのかなと。
    チェルシーは変革の時期なんでしょうが、以前の引きこもり→ワントップのフィジカルを活かしたサッカーのほうが怖かったです。

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    ユナイテッドの次のFAカップの対戦相手はウルブスですね
    アーセナル、チェルシー、ウルブズでしかも全てアウェイとはくじ運が悪いですね

  4. えれーら21 より:

    イグアインに対してのスモーリングの対応はほぼ完璧でした。リンデロフの存在感が増したことは今シーズンの大きな収穫です。バイリーがここに割って入り、より安定感が増すことを期待します。

    にしてもラッシュのポテンシャルには毎試合鳥肌ものですね。

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