4冠奪取へ視界良好!開始4分のリードをキープしたマン・シティがFAカップ決勝進出!
GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、オタメンディ、ラポルテ、バンジャマン・メンディ。MFギュンドアン、デブライネ、ダヴィド・シルヴァ、FWベルナルド・シウヴァ、ガブリエウ・ジェズス、スターリング。中盤の底で全体を動かすフェルナンジーニョとプレミアリーグ19ゴールのアグエロを欠いているものの、ギュンドアンとジェズスなら不安はありません。
先制した後も中盤を支配し続けたマン・シティは、ラストパスが通らず、思うようにフィニッシュにつなげられません。13分にラポルテが狙ったスルーパスはダヴィド・シルヴァの手前でカットされ、15分にバンジャマン・メンディが左から入れた高速クロスは逆サイドに流れていきます。ハーフコートマッチとなることが多いエティハドですが、この日の王者は時折ブライトンにサイドアタックを許し、きわどいクロスをボックスの中でクリアするシーンが目立ちました。21分に前からプレスをかけて粘ったブライトンは、コースが空いたプレパーがミドルシュートを放ちますが、力んだ一撃は左に切れていきました。
前半に決定機を創れなかったのは、サイドをコンビで崩せず、厳しい体勢からのクロスが多かったからでしょう。40分にボックスに入ったクノッカールが、バンジャマン・メンディをかわしたシーンはヒヤリとさせられましたが、右足のシュートはニアポストの外。ハーフタイムにカイル・ウォーカーが下がり、ダニーロが右SBに入ります。後半に入ると、ブライトンがセットピースからマン・シティ守備陣を脅かします。クノッカールが蹴った2度のFKは、味方が落下点に先着できず。54分の右からのCKは、ファーで競り勝ったダフィ―のヘッドがゴールの真ん前に落ちますが、詰めたグレン・マレーよりもラポルテの足が速く、目の前でクリアされたストライカーは頭を抱えています。
61分にギュンドアンが左足で狙った強烈なミドルは、GKマシュー・ライアンがキャッチ。65分にスターリングがカーブをかけたミドルが左隅を襲いますが、マシュー・ライアンがぎりぎりでセーブして難を逃れました。デブライネに代わったフェルナンジーニョがボールを散らすマン・シティですが、得意のボックス脇の崩しはついぞ機能せず。78分にスターリングがボックス手前から打った鋭いシュートは決定的でしたが、勇気あるダンクがコースに入ってブロックしました。84分に途中出場のロカディアがカーブをかけて右隅を狙うも、読んでいたエデルソンがキャッチ。ブライトンはよく守りましたが、開始早々に決められた1点を返すことはできませんでした。
CLのトッテナム戦を控えるマン・シティにとっては、今日は勝てばOK。セーフティリードを奪って流したいところでしたが、デブライネやフェルナンジーニョを長時間プレイさせずに勝てたことも含めて、悪くない結果といっていいでしょう。本日の夜に、ワトフォードとウルヴスが戦い、決勝の相手が決まります。どちらも難敵ではありますが、公式戦14戦無敗のチームがニュートラルで敗れるシーンは想像できません。バンジャマン・メンディが復帰し、軽傷のアグエロが戻ってくれば、ようやくベストメンバーで戦えます。ペップ・シティは4冠奪取に向けて視界良好です。
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ダビドシルバの影響力が下がってしまいましたね
年齢的には仕方ないことですが残念です
フォーデンが少しずつ出場機会が増えてるので楽しみにしてます