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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

メイソン・マウントとアムラバトがいる…!新戦力と若手躍動のカラバオカップ、久々の快勝に大興奮!

勝ちました!勝ちましたよ、マンチェスター・ユナイテッド!今季公式戦で初の3点差勝利。プレミアリーグで9位を争うクリスタル・パレスは、タイリック・ミッチェル、シュラップ、シェイク・ドゥクレ、ジョルダン・アイェウ以外はサブの選手でしたが、そんなことは気にしません。カラバオカップ3回戦で勝ってはしゃいでナニが悪い!と叫びたくなる誇らしい気分です。

いやもう、キックオフのピッチにアムラバトとメイソン・マウントがいるのを見ただけで、目頭が熱くなります。最初のシュートは7分、マグワイアの左にポジションを取り、パスをまわしていたアムラバトがダロトにきれいなサイドチェンジ。SBが流したボールを、中央に走り込んだアムラバトが盛大に打ち上げた瞬間、思わず「ゴール!」と叫んでしまいました。

ハンニバル・メイブリ、ガルナチョ、ペリストリというフレッシュな2列めも、いいじゃありませんか。17分にディーン・ヘンダーソンが足を気にして座り込んだときは、息を呑みました。2分後、ゴールマウスに入ったのはレギュラーのサム・ジョンストン。マンチェスター・ユナイテッドから移籍した26歳のGKは、何もアピールできずに久々のゲームを終えています。

ホームチームの先制は21分。左サイドのメイソン・マウントがボックス右のペリストリにサイドチェンジを通すと、脇に走り込んだダロトが縦に突破しました。グラウンダーをダイレクトで叩き込んだのは、ガルナチョ。アーセナル戦でVARにオフサイドとジャッジされたヤングスターは、今季公式戦初ゴールです。

25分のチャンスメイクは、狭いコースに斜めのパスを通したガルナチョと、中央で受けて右にスルーパスを転がしたメイソン・マウント。ゴール前に出たペリストリは、打つ瞬間にクリス・リチャーズのスライディングを受け、シュートを足に当てました。メイソン・マウントのCKは、フリーだったカゼミーロの頭にぴったり。これがチェルシーから移籍後の初アシストです。

カゼミーロと上下を入れ替えながらビルドアップに加わるアムラバトは、広いエリアを走り回ってアウェイチームの攻撃を止めています。45分、カゼミーロのサイドチェンジが右のメイソン・マウントへ。きわどいクロスをGKが外に弾くと、拾ったガルナチョとマルシアルのワンツーはカットされました。

前半は2-0。勝負を決める3点めは55分です。右からゴール左に浮かしたカゼミーロのフィードは完璧。左足のハーフボレーを逆サイドのネットに収めたのは、これまでゴールがなかったマルシアルです。ハーフタイムにメイソン・マウントを下げたテン・ハフ監督は、60分過ぎにアムラバトとヴァランをジョニー・エヴァンスとゴアにチェンジ。このあたりは予定通りでしょう。

70分にハンニバルが下がり、ドニー・ファン・デ・ベーク。直後にCKをヘッドで合わせたジョニー・エヴァンスは、サム・ジョンストンのビッグセーブに阻まれました。オールド・トラフォードはいい雰囲気です。マグワイアのクリアに鳴り響く拍手に、胸が熱くなります。

89分、CKのクリアをボックスの外で合わせたリンデロフのボレーも、左からニアを狙ったガルナチョのミドルも美しい弾道でしたが、好調のサム・ジョンストンが素晴らしいセービングで追加点を許さず。1ゴール1アシストのカゼミ―ロをMVPとしたい一戦ですが、パス成功率96%、ロングフィード成功5本、デュエル6戦5勝のアムラバトも印象的でした。

サンチョはもう、戻らないでしょう。メイソン・マウントとアムラバトがフィットし、ガルナチョ、ハンニバル、ペリストリが成長を遂げてくれれば、マンチェスター・ユナイテッドは勝ち続けるチームになると信じています。週末のプレミアリーグも、9位を争うクリスタル・パレスですね。オリーズとオドソンヌ・エドゥアールを欠いたチームに、負けるわけにはいきません。


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