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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

南野VSナビ・ケイタVSマネ!故郷の食バトルは、ニッポンのお好み焼きが僅差で勝利!?

南野拓実、ナビ・ケイタ、サディオ・マネ。プレミアリーグNo.1の攻撃力を誇るリヴァプールで活躍する3人には、共通項があります。「レッドブル・ザルツブルグでプレイしていた」と即答した方、さすがです。2012年から2シーズン所属していたマネは、公式戦87試合45ゴール34アシスト。サウサンプトンに移籍したマネと入れ替わりで入団したナビ・ケイタは、81試合20ゴール11アシストというスタッツを記録しています。

2015年1月、ナビ・ケイタの半年後に加わった南野拓実は、5シーズンの在籍で200試合64ゴール52アシスト。いや、ザルツブルグは正解なのですが、この稿には関係ありません。もうひとつの共通項をツカミとして、本題に入りたかったのです。実は3人は全員、「コメを主食とする国からやってきた選手」。心温まる動画をまだ観ていない方は、ぜひご覧ください。2019年にリヴァプールとオフィシャルパートナー契約を結んだ日本ハムが、さまざまなテーマで配信している「食べる喜び」シリーズの新作です。

今回の「THE JOY OF EATING」は、元ザルツブルグトリオが、それぞれの故郷の味を持ち寄って食べ比べてみるという企画です。対決に入る前に、好きな料理をヒアリング。「リヴァプールだったらフィッシュ&チップスかな」と完璧な答えを出したミナミノの後、マネは「ボロネーゼのパスタ、パルメザンのパスタ」。ナビ・ケイタもパスタ。何でイギリスでパスタっていうねん!というツッコミはもちろん届かず、いよいよ食のバトルがキックオフとなります。

大阪出身の南野が選んだのは、土曜の午後の定番メニュー、お好み焼き。「母が僕ら兄弟によく作ってくれた」「今でも日本に帰ると家族で食べる」というソウルフードを、3人ともナイフとフォークで食べています。僕は9点と南野が口火を切ると、ナビ・ケイタもマネも9点。それぞれがコメントした後、「もう少し食べたい」とナビ・ケイタがフォークを握ると、次の料理に…といわれたマネは「まだだ、待ってくれ」といって笑いを取っています。

マネが紹介したセネガル料理は、ファタヤ。ツナを包んだ揚げ餃子は、彼の故郷のストリートフードです。「母が大好きなんだ」「僕は小さな村で生まれ、大家族だった。みんなでテーブルを囲んで、ひとつのお皿で食べていた」「それがとてもよかったんだ。今でもときどき思い出す」。南野が9点を付けた後、ナビ・ケイタは8点として「これは最高のファタヤじゃないんじゃない?」とマネをいじっています。レッズの10番は、母国の味だからと9点。ここまでは、お好み焼きが首位に立っています。

最後の料理は、ナビ・ケイタの故郷ギニアで食される煮込み料理イェティセです。「スパイシーだね」と南野。「ギニアでは、朝も昼も夜もコメを食べるんだ」と笑って話すナビ・ケイタに対して、マネはうなずき、「何週間もコメを食べないと、どうやって生きているのと母にいわれる」と返しました。「コメがないと生きられない」「コメを食べずにどうやって腹いっぱいにできるの?」とアフリカ勢はコメ談議。いざ採点に入ると、コメでわかり合えた2人が揉めています。

ナビ・ケイタが先に9点。「スリー。冗談だ。気に入ったよ。8点だね」というマネに対して、ギニア代表が「なぜ9点じゃないんだ」と抗議しています。マネが「7点のつもりだったけど8点に…」と脅すと、ナビ・ケイタは慌てて「僕も8点にするから8点にして」。最後に聞かれた南野は予想通りの「ナイン」で、セネガル代表は「ナビ、聞いたか。タキはめちゃめちゃいいヤツじゃん」といじり返しました。

結果発表!お好み焼き27点、ファタヤとイェティセは26点です。セネガルとギニアのいじり合いにより、ニッポンのローカルフードが漁夫の利を得るという試合展開でした。現場からは、以上です。4分弱の楽しい動画を観たい方は、こちらからどうぞ。


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