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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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サラー残留宣言!「CLの後で話す」というサディオ・マネはどうする!?

サラー、マネ、フィルミーノ、ジョッタ、ルイス・ディアス、南野拓実、オリギ。2021-22シーズンに108ゴールを決めたリヴァプールのフロントスリーは、プレミアリーグ史上最強といっても異論はないでしょう。

プレミアリーグはサラー、マネ、ジョッタで54ゴール。チャンピオンズリーグはサラー、マネ、フィルミーノで18ゴール。国内カップは南野、ジョッタ、オリギ、マネを足すと16ゴールです。左には入らないサラーとセンターで威力を発揮するフィルミーノ以外は、どのポジションでもOK。公式戦63試合のうち、ノーゴールで終わったのは、チェルシーとの2度のファイナルを含む5試合のみです。

CLを制した3年前は、サラーがプレミアリーグフル出場、マネは36試合、フィルミーノは34試合で、3トップから誰かが抜けると不安になるチームでした。マイケル・エドワーズSDとクロップ監督は、よくぞここまでチームを進化させました。直近5シーズンの新戦力で、ハズレと切り捨てたくなる選手はひとりもいません。

ペップという大きな壁にぶつかりながらも、順風満帆に成長を遂げてきたリヴァプールですが、そろそろ曲がり角に差しかかろうとしています。アンフィールドで7年を過ごしたフィルミーノは30歳、6年を終えようとしているマネも30歳。5シーズンで156ゴールをゲットしたサラーも、3週間後に30歳になります。ピークを過ぎる前に新たなステージでチャレンジしたければ、1年以内に何らかの決断をする必要がありそうです。

彼らはレッズでスパイクを脱ぐのか。あるいはスペイン、ドイツ、イタリアで今までとは違うトロフィーを獲りにいくのか。サラーとマネの移籍ゴシップは、春から夏にかけての恒例行事ですが、両者ともに残り1年となった契約を延長しておらず、チームを離れようとしているという噂が絶えませんでした。

レアル・マドリードとのCLファイナルを目前にした今、将来について聞かれた2人のコメントが届いています。「I am staying next season for sure」と明言したのはサラー。「今は話したくない」「契約にフォーカスしていない」とプレスを牽制しながらも、「来季も確実に残る。それだけははっきりしている」と付け加えています。

一方、マネの返しは「If I’m staying or not, I’m going to answer after Champions League」。残るかどうかは、大事なゲームを終えた後に答えるそうです。彼らがレッズに来てからの全試合を観続けた者としては、アンフィールドで引退のスピーチを聞きたいのですが…。素晴らしい声と、インテリジェンス溢れるトークを持ち合わせたマネがマイクを持ったら、それだけでも心が動かされそうです。

アフリカネーションズカップを制したセネガル代表には、バイエルン・ミュンヘンに移籍するという噂があります。2日後に迫ったビッグマッチは、レッズでの最後の雄姿となるのでしょうか。いろいろな思いがないまぜになり、平静ではいられなくなりそうなチャンピオンズリーグファイナル…いや、サポーターみたいなことばかり書いてしまい、すみません。サディオ・マネのお話は、3冠達成の後で。


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