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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ダルウィン・ヌニェス4発、サラーも若手も順調!ライプツィヒ戦のリヴァプールをチェック!

22日にレッドブル・アレナで開催されたライプツィヒ戦は、選手たちの自信と指揮官の確信を得たナイスゲームだったのではないでしょうか。サラーが先制、後半から登場したダルウィン・ヌニェスが4ゴール!期待のヤングスターたちが揃って活躍した快勝劇を見る限り、リヴァプールに新たな戦力は不要です。

この試合のゴールシーンを振り返ってみましょう。先制は8分。敵陣のボックス手前でクリアを拾ったサラーがフィルミーノとワンツーをかわしてゴール前に出ると、GKグラーチのタイミングを外すシュートがゴール左に転がりました。0-1で折り返した後半から、フィルミーノに代わってダルウィン・ヌニェス。期待のニューフェイスが初ゴールを決めたのは、キックオプから3分という早い時間でした。

右からアーノルドが入れたロングスローを、ボックス右のヘンダーソンがヘッドで流すと、GKブラスヴィヒと競ったルイス・ディアスが転倒してPK。サラーに譲られたダルウィン・ヌニェスのPKは甘いコースでしたが、入団したばかりのGKは弾き切れませんでした。

0-2となった3分後に、27番が再びゴール。敵陣で奪ったボールが前に残っていたアーノルドに渡ると、ラインの裏に走ったストライカーの足元にショートパスが通りました。右からクロスに打ったシュートは、ファーのサイドネットへ。たった6分で2発ゲットのダルウィン・ヌニェスは、68分にもショートカウンターからフィニッシャーとなり、ハットトリックを達成します。

右サイドで奪ったルイス・ディアスが中に斬り込み、ボックスの右にいたエリオットに優しいパス。19歳が完璧なグラウンダーを中央に通すと、新エースは左足のインサイドでファーに流し込みました。89分の5点めは、自陣からドリブルで中央を切り裂いたファビオ・カルヴァーリョのアシスト。左から並走したヌニェスのシュートは、GKの守備範囲でしたが、ブラスヴィヒはまたも後ろに逸らしてしまいました。

PKを決めた後、プレミアリーグ屈指の右SBと2人のヤングスターのお膳立てで、トータル4ゴール。ダルウィン・ヌニェスは、自信をもって開幕を迎えられるのではないでしょうか。サラー、ルイス・ディアス、ヘンダーソン、アーノルドも順調な仕上がり。チェンバレン、ジョッタ、カルヴァン・ラムジーの出遅れ以外に、懸念材料はありません。

クロップ監督は、新たな売却や長期離脱がなければ、補強はしないと明言しています。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで惜敗したレッズは、2022-23シーズンも優勝争いを繰り広げるでしょう。サラー、ルイス・ディアス、ナビ・ケイタがワールドカップに出ないのは、ちょっとした追い風です。

ブレイクを期待したいのは、ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、エリオット、ファビオ・カルヴァーリョ、コナテ。負傷が多く、もの足りないシーズンが続いているナビ・ケイタとカーティス・ジョーンズも、真価を発揮してもらえればと思います。キングパワーで開催されるマンチェスター・シティとのコミュニティーシールドまで1週間を切りました。鳴り物入りのストライカーの激突が、今から楽しみです。


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