4連勝で大盛り上がりの「リヴァプール・エコー」!記者VS読者の選手採点比較がおもしろい!
私は、プレミアリーグ史上最高のプレイヤーを選べといわれれば、2013-14シーズンのルイス・スアレスを指名しますが、彼とスタリッジのSASコンビが大暴れし、年明けから14勝2分という快走でトップを走ったあのチームを上回るのは、とてつもなく大変なことだと思います。開幕から間もない秋口に、そんな声まで聞こえてくるのは、クロップ監督に対するサポーターの期待の高さゆえでしょう。そしてまた、熱いのは地元メディアやサポーターばかりではありません。今シーズン限りで退任するイアン・エアーCEOは、自らのチームの指揮官についてこう語っています。「He’s the perfect man for the club」。これ以上のリスペクトの言葉は見当たりません。
さて、そんなホットなマージ―サイドですが、「リヴァプール・エコー」は、「Liverpool FC Player ratings for the 2016/17 season so far(これまでの2016-17シーズンにおけるリヴァプールFCのプレイヤーレーティング)」という記事を掲載しています。プレミアリーグ7試合の選手に対する採点を、記者評価と読者評価に分けて比較しているおもしろい記事なのですが、1位、TOP5の顔ぶれ、最下位は記者と読者で見事に一致しています。
【プレミアリーグ2016-17 「リヴァプール・エコー」のプレイヤーレーティング】
■記者のレーティング:
1位/サディオ・マネ7.85、2位/ジェームズ・ミルナー7.28、3位/フィリペ・コウチーニョ7.25、3位/ロベルト・フィルミーノ7.25、5位/ジョエル・マティプ7.14、最下位/アルベルト・モレノ5.00
■読者のレーティング
1位/サディオ・マネ8.00、2位/ジョエル・マティプ7.30、3位/フィリペ・コウチーニョ7.10、3位/ロベルト・フィルミーノ7.10、5位/ジェームズ・ミルナー7.00、最下位/アルベルト・モレノ4.80
1位は読者も記者も文句なしのサディオ・マネ、最下位は有無をいわさずアルベルト・モレノ。2位から5位は、マティプとミルナーの評価が入れ替わっただけで、コウチーニョとフィルミーノが同率3位というところまでぴったり揃いました。6位以下は、記者がデヤン・ロブレン、ミニョレ、スタリッジ、ララナ、ヘンダーソン。読者のほうは、デヤン・ロブレン、ララナ、ナサニエル・クライン、クラヴァン、ヘンダーソンと続いています。ここまでクリーンシートゼロのチームではありますが、読者のほうが最終ラインが安定したことをより評価しているといえそうです。
私が開幕から採点していたなら、マネ、フィルミーノ、ララナ、ヘンダーソン、マティプの順に並ぶでしょう。リードされたスウォンジー戦をひっくり返したフィルミーノと、チェルシー戦で勝利を決定づけるスーパーミドルを放ったヘンダーソン、前線の選手たちを連携させる接着剤の役割を果たしているララナを高く評価したいと思います。弱点だった左SBを攻撃力でストロングポイントにしたミルナーも捨てがたいのですが、トッテナム戦の失点シーンで少々割引き。現地サポーターの評価が高いコウチーニョも悪くないと思うものの、これからは決定機をしっかり活かしてほしいという願いを込めてTOP5圏外です。
守護神ロリス・カリウスが合流した最終ラインには、組織的な守備に磨きをかけていただいて、早々にクリーンシートを達成してもらいたいところです。崩しのアイデアが増えた攻撃陣は、どこからでもゴールが奪えるのはいいのですが、PK4発のミルナーがリーディングスコアラーではやはり物足りません。オリギか、スタリッジか、フィルミーノか、あるいはマネか。シーズン20発に乗せるストライカーが出てくれば、このチームは2013-14を超える成果…すなわちプレミアリーグの頂点に手が届く可能性が高まると思われます。いや、いいですね、この盛り上がり。サポーターの情熱は、既にプレミアリーグNo.1です。座席数が増えたアンフィールドは、最も訪れたくない…あれ?来週でしたっけ!これは、まずい。今のレッズに勝てるイメージは湧きません。どうぞ、お手柔らかに。
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ここは、チーム唯一のおじさん枠ミルナーに一票を入れたいと思います。後はもう一人のおじさん枠クラヴァン。おじさんでもクロップの戦術に対応できると証明しました。後は最後のおじさん枠ルーカスが奮起してくれれば、かなり選手層が厚くなってきて期待できるかなと思います。
更新ご苦労様です。
まだまだ序盤戦を終えたばかりですが、この時期にこの様な記事が出るのは、今は色々な面でポジティブという事なんでしょうね。ファンとしては嬉しい限りです。ご指摘の通りストライカーのゴール数が物足りないですね。そういう意味でスタリッジには期待しております。まずは次のユナイテッド戦このゲームは燃えますね。
みんな活躍してるので順位をつけるのは難しいですが、1位マネ2位フィルミーノ3位ヘンダーソン4位ララナ5位マティプ6位ミルナー7位コウチですかね
ジェラード、アロンソ、マスチェラーノのトライアングルの前にFWトーレス。レイナ、アッガー、リーセ、リエラから放たれる超スピードのシュートとパスが飛び交った過去10年で最強の08-09やSAS頼みの13-14も一時期は負ける気がしないチームでした。今年はFWの5人とララナにPKを蹴るミルナーで点を取れるのが良いですね
問題はチームの鍵であるマネが冬に抜ける事と、ララナの替えが効かないことですね。控え選手の成長と冬の補強に成功すれば、ひょっとするかもしれません
時期尚早もいいところな企画はさすがリバプールですね(笑)
サッカー観戦に関してはS級素人の僕がランク付けさせていただけるなら、1位フィルミーノ、2位ララーナ、3位マネ、4位ミルナー、5位ヘンダーソンとベタな人選でファイナルアンサーですね。ランク付けしたものの殆ど差はないですが。
年末から終盤にかけてここにカリウスが入ってくれば最高ですね。
日々このブログを読んで、makotoさんのようにもっと深いところまで試合を観れたらもっと面白いだろうな〜と思いつつ、今のところフィルミーノ、ララーナ、マネなどの派手なプレーでワーキャー楽しんでます。サッカーファンにとって大変為になるブログ、毎日ありがとうございます。
更新お疲れ様です。
SS級素人の若輩者である私は、マネ、ララーナ、フィルミーノ、ヘンダーソン、ミルナーですかね。
概ね皆さんと同じかと思いますが、現地ではララーナの評価がイマイチなのが驚きです。
クロップ監督のサッカーが早く浸透し、結果に結びついているのは13-14の再来を期待させますが、やはりタイトルに挑戦するならば絶対的なトップスコアラーと堅守が必要かと思うのは皆様と同じです。
13-14に足りなかったのは明らかに堅守で、昨季のレスターも後半は堅守でタイトルを勝ち取りました。
今は圧倒的な攻撃力で勝ち点3を得てますが、今後1-0で勝てる試合をモノにできるかで真価が問われると思います。
奇しくも次節はナショナルダービー、フィジカルと個の力で勝るマン・ユナイテッドに競り勝てるかはいい指標かと思います。
こちらこそお手柔らかに。
ラッシュフォード、イブラ、ポグバ、怖いです…(´Д` )
レッズサポさん>
よく走るおじさんとクレバーなおじさんなら充分いける、という見本ですね。ルーカスもまた、クレバーなおじさんですので、どこかで必要とされるときがくるでしょう。
Mackiさん>
これでもかとさまざまな記事を打ち出してくる当たりが、地元紙ですね。私はマネのワントップ(ゼロトップ?)もおもしろいのではないかと思ってます。ファン・ペルシやアンリが、サイドから中にコンバートされてブレイクしたように。
Kさん>
5位までの顔ぶれは私と一緒ですね。心強いです。オリギがトップフォームになり、ワイナルドゥムをいろいろなポジションで起用することができるようになれば、補強はいらないかもしれないとも思います。
what a hitさん>
派手なプレイ、大事です。ズラタンはいい試合と空振りの試合の差が激しいのですが、ゴールシーンがあまりに素晴らしいので悪いときも「次はよろしく!」という気分になります。
nyonsukeさん>
「今後1-0で勝てる試合をモノにできるか」→そうですね。勝っている試合の畳み方、先にゴールを奪われない試合運びを意志をもってできるようになれば、相当強くなりそうです。今回は、普通に戦えばレッズが勝つのではないかと思います。こちらの飛び道具が火を噴けば、逆の結果もあるかもしれませんが。