2026.09.28 リヴァプールの話題
リヴァプールが新たなSDを発表!ジュリアン・ウォードは中盤の強化を推進できるか?
マン・ユナイテッドが2025-26年度の決算書で報告した322人のリストラや、欧州の4大リーグによるFIFA改革を求める共同声明にも、さほど声が挙がっていないようです。何とか盛り上がっているのは、スペイン代表に2-3の逆転負けを喫したスリーライオンズのパフォーマンスです。ネーションズリーグといえば、カイ・ハヴェルツやイサク、ガクポの負傷が大いに気になります。
オランダ戦でハムストリングを押さえて座り込んだカイ・ハヴェルツも、ルーマニア戦で太腿を痛めたイサクも軽傷と伝えられていますが、セルビア戦でガクポもリタイアしたと聞くと、レッズサポーターは不安でしょう。プレミアリーグで5戦4発と絶好調のイサクと、突破力を取り戻したガクポは、イラオラのチームに欠かせない存在です。
リヴァプールといえば、新たなスポーツディレクターの就任も話題になってしかるべきです。アル・ヒラルに向かったリチャード・ヒューズの後任は、2022-23シーズンにSDを務めていたジュリアン・ウォード。昨シーズンはテクニカルディレクターとして、フェンウェイ・スポーツ・グループをサポートしていました。
マイケル・エドワーズCEOとリチャード・ヒューズSDが退任し、クラブの38%の株式を1892ホールディングスに20億ポンドで売却する手続きを進めるなど、この夏のリヴァプールの経営ボードは混乱していました。新たなSDの人選は、兼任していたマイク・ゴードン社長が仕切っており、以前から高く評価されていたジュリアン・ウォードに声がかかりました。
マン・シティからリヴァプールに加わって14年。スカウトマネージャー、アシスタントスポーツディレクター、SDを歴任した45歳のTDは、激動のクラブに継続性をもたらす存在です。アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏や英国系インド人実業家のアミット・バティア氏が参加する1892ホールディングスに完全売却となれば、現場を落ち着かせる存在が必要という人事でしょう。
2022年にマイケル・エドワーズの後任としてスポーツディレクターに就任したときは、数ヵ月後に「個人的な理由」で辞任を表明しています。ルイス・ディアス、ガクポ、マック・アリスター、ダルウィン・ヌニェスの獲得は彼のチームの仕事ですが、チームの編成に対する影響力が高まったユルゲン・クロップ監督との関係がナーバスになっていたのかもしれません。
TDとして若手の発掘を推進していた新SDは、カーティス・ジョーンズやバイチェティッチの退団で層が薄くなった中盤の強化から着手するのではないでしょうか。遠藤航がイラオラ監督の信頼を得られていないなかで、フラーフェンベルフ、ニョニ、マック・アリスターでセンターをカバーし続けると、ショボスライを攻撃的なポジションに定着させづらくなります。
プレミアリーグ開幕からの5試合で2勝3分は、充分巻き返せるスタートです。イサクとガクポの負傷が心配ですが、マン・シティ戦までの2週間で復帰に漕ぎ着けてくれると願うしかありません。クラブに残りたがっているマック・アリスターは、契約を延長できるのでしょうか。以前よりも自由に動けそうな編成のスペシャリストの打ち手に注目しましょう。
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