イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「BBC」のレポートに興奮!「レッズ移籍の”次世代GK”アリソン・ベッカーは決して高くない!」

Liverpool’s world-record signing from Roma is ‘goalkeeper of the future’(リヴァプールがローマからワールドレコードの移籍金で獲得したのは”次世代のゴールキーパー”)」。アリソン・ベッカーは高い買い物ではないと主張するのは、「ESPN」「BTスポーツ」などに寄稿している気鋭のライター、ジェームズ・ホーンカッスルさんです。GKが過小評価され続けてきた歴史を変えたと評価する「BBC」のレポートを読めば、「プレミアリーグで早く観たい!」とテンションが上がる方が増えるのではないかと思います。

「それは17年も続いた」。パルマに所属していたジャンルイジ・ブッフォンが、3260万ポンドでユーヴェに移籍したのは2001年のことでした。リヴァプールがアリソン・ベッカー獲得に費やした6680万ポンド(約98億円)は、従来ならストライカーにしかありえなかった金額で、GKのワールドレコードの倍額以上となるビッグディール。これについてホーンカッスルさんは、ブッフォンのレコードはGKというポジションの永続的な過小評価の象徴であり、破られるべきだったと主張しています。「昨季のアリソンのパフォーマンスを評価すると、(今回の移籍金は)まったくもってフェアであるとしかいいようがない」。セリエAで最高のGKとは見做されていなかった守護神は、ローマの誰よりも影響が大きい最高の選手で、プレミアリーグやラ・リーガのトップクラスと比べても遜色がないと絶賛しています。

記事中で紹介されている数字から見てみましょう。昨季のローマにおけるアリソンのセーブ率は79%。GKがウィークポイントといわれていたリヴァプールでは、ロリス・カリウスが69%、シモン・ミニョレは59%です。欧州全体では3位にランクインしており、ラ・リーガでトップに立つオブラグの83%には負けますが、80%でプレミアリーグNo.1のデ・ヘアとはほぼイーブン。バルサのゴールマウスを預かるテア・シュテーゲンの78%を上回っています。パス成功率79%も、ロリス・カリウスの67%とミニョレの69%より上。セーブ数109回は過去5年のセリエA最多で、「平均的なGKなら36.3ゴールを許していた」とOptaが分析した状況に対して28失点しか喫していないそうです。8.3ゴールのギャップは、もちろんイタリアNo.1。これらの数字をベースに、フットボールライターはこんな表現でブラジル代表のエースGKをリスペクトしています。

「Alissonはゴールを阻んだだけではなかった。ディフェンスを動かすパス、インチ単位で合わせるパーフェクトなロングボール。時にフィールドの選手たちよりも多くのドリブルを見せた」「彼のトリックに息を呑んだり、パニックになったりすることはなかった。軽々しいアクションはなく、常に必要不可欠。状況に応じた適切な判断ができていた」

インテルナシオナルから、670万ポンド(約9億円)というバーゲン価格でアリソンを買ってきたローマの前SDワルテル・サヴァティーニ氏は、「彼はすべてを簡単に見せる」と、GKにとって最高の誉め言葉でプレイの質の高さを表現。ともに昨季を戦ったディ・フランチェスコ監督は、「彼こそが次世代のGKだ」と手離しで称賛しています。「ゴールキーパーのロールモデルとしてマヌエル・ノイアーがベンチマークされて以来、イタリアでは最も納得感のある”スイーパー=キーパー”の通訳者だろう」。ユルゲン・クロップのアンフィールド・パズルに欠けていたトップクラスのGKがやってきたと結んだ記事を畳み、プレミアリーグ開幕がますます待ち遠しく感じられるのであります。エデルソンとのブラジル代表対決、デ・ヘアとのショットストッパーNo.1争い…最高です!

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“「BBC」のレポートに興奮!「レッズ移籍の”次世代GK”アリソン・ベッカーは決して高くない!」” への6件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    これは確実に勝ち点10は積み上げてくれる補強ですね。
    マネの背番号が10になったので、移籍はなさそうです。フィルミーノとサラーも契約延長したので移籍はなさそうです。
    主力の流出なしでシーズンを迎えられそうです。
    それにリバプールには選手やファンから絶大の支持がある監督がいるのが素晴らしいです。他のメガクラブは監督に支持がなかったり、コロコロ変わったりするので。
    リバプール強すぎます。
    これでフェキルまで取ったら過去20年のリバプールで最高のスカッドかも

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    いやー、高過ぎると思いますよ。
    ただリバプールには必要な投資だと思ってるので納得です。
    ファンダイク同様に圧倒的クオリティを見せ続ければ皆それだけの金額を出したのを理解してくれるでしょう。

  3. ドン より:

    確かにゴールキーパーはフィールドに1人しか立てないですし、点を取られなきゃ負けないですもんね! 最も高額でも良いポジションだと思いました!

    まあ、レッズサポだから言えることかもしれませんが、、笑

  4. タムコップ より:

    仮にこの先10年〜クロップが退任後も〜レッズのゴールを守るとなると、年俸はさておき今回の移籍金を単年換算すると年間£6.6m。
    そう考えると決して高過ぎるとは言えないディールだと思います。
    確か、前守護神のレイナがレッズに来た際は移籍金£8m前後だったかと思いますが、それに比べるとべらぼうな数字であることは明らかですが…、もう10年以上前の話なので単純比較出来ないとはいえ、初年度から活躍してくれれば後年やはりスーパーディールだったよね、って言える範疇にある気がします。

  5. C より:

    エデルソン等にも言える事ですが、足元も上手い最先端のゴールキーパーはもはやゴールキーパーって枠で捉えられるようなポジションではないと思うんですよね。
    守護神+11人目のフィールドプレーヤーとしてゲームに参加出来るメリットは計り知れません。少なくとも昨年のパフォーマンスから見ると値段は極めて妥当でしょう。

  6. プレミアリーグ大好き! より:

    KOPも納得の補強であることは間違いありませんし、タイミング的にも一流GK補強は今年であるべきかだったと思います。
    資金的には余裕があること、CL準優勝(+カリウスのミス)、四年以内のプレミア優勝、と諸々考えても、野心を示してくれたと感じますね。
    頑張れアリソン!

コメントを残す