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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

おや、珍しい…ユルゲン・クロップが「あれはPKだった」と抗議。ウチの話、要ります!?

リヴァプールがプレミアリーグで2試合連続ノーゴールに終わったのは、2018年5月以来で2年半ぶり。このときの相手はストークとチェルシーで、TOP4フィニッシュをほぼ手中にした終盤戦でした。今回のニューカッスルとサウサンプトンは、不振にあえいでいたチームです。前者はレッズ戦直前のプレミアリーグ3試合で8失点、後者は3試合ノーゴール。それぞれ、昨シーズンのチャンピオンとの力の差は明らかで、独走の足場を固める連勝を記録するものと思われていました。

クリスタル・パレス戦で0-7圧勝を決めた直後に2分1敗と、まさかの大スランプ。1-1で引き分けたWBA戦はオンターゲット2本、スコアレスドローのニューカッスル戦は4本、久々の敗戦となったセインツ戦はわずか1本と、フィニッシュの精度が落ちています。セインツ戦でマネが左足のシュートを枠に打ったのは75分。2015年12月以降、6シーズンで最も遅い時間に放った最初のオンターゲットでした。

ヤニク・ヴェステルゴーア、オリオル・ロメウ、チェ・アダムズら主力を欠き、前半でジェネポが負傷リタイアした苦しいチームに、なぜ苦戦し、なぜ敗れたのか。シャキリ、ミルナーという予想外の順番でサブの選手を投入し、3枚めを使わなかったクロップ采配も不可解でした。ベンチには南野拓実とオリギが控えており、リース・ウイリアムズとナット・フィリップスも起用可能。ワイナルドゥムを南野に代えてサラーを中央にシフトする4-1-4-1や、若いCBを入れてヘンダーソンを中盤に戻すなど、最終盤に打てる手はあったはずです。

試合後、「BBC」のインタビューを受けたクロップ監督は、開始2分に失点を喫した立ち上がりの悪さを嘆きつつ、珍しくレフェリングに食ってかかりました。槍玉に挙げたのは、ワイナルドゥムのシュートがスティーヴンスの腕に当たった50分の逸機と、カイル・ウォーカー=ピータースがマネを倒したように見えたシーンです。「あのハンドは明らかにPKだった。第4審判に確認したが、既にチェック済みでPKではないといわれた」とコメントした指揮官は、次節でぶつかるライバルの数字を挙げ、自分たちはあまりにも不運だとを嘆いてみせました。

「私がリヴァプールに来てから5年半だが、最近2年の(マンチェスター・)ユナイテッドのほうがPKが多いと聞いたよ。それは私のせいなのか。どうしてそうなったのかは、わからない」。調べてみると、2018-19シーズンの開幕以来、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグで得たPKは32本で、リヴァプールは17本です。「スカイスポーツ」のマイクには、「マネがダイバーとは世界最高のジョークだ。彼は倒れないようにしている。他のチームならPKだったシーンが2回もあった」と抗議したクロップ監督は、マルシアルやラシュフォードこそ…といいたかったのでしょうか。

われわれにとっては、もらい事故。スールシャール監督は、決戦直前のプレスカンファレンスでメンドクサイ質問がひとつ増えると覚悟しなければならなくなりました。プレミアリーグ19節の天王山には、微妙なジャッジが話題にならない決着を期待しましょう。ホームで67試合連続無敗のリヴァプールに対して、こちらはアウェイで14戦連続負けなし。12日に組み込まれたプレミアリーグ1節のバーンリー戦で勝てば、記録を15に伸ばした首位チームとしてアンフィールドに乗り込めます。最後に敗れたのは、決戦の363日前に行われたリヴァプール戦。極上のリベンジの舞台を、存分に楽しみたいだけです。

その日だけは、サラーとブルーノ・フェルナンデスがPKスポットの前で呼吸を整える映像を見ないですむよう祈っております。サポーターとしては、クロップ監督のツッコミに対して「そんなことはありませんよ。いつの時代も、レフェリーが間違えるなどということはありません」と反論すべきなのでしょうが、実際に頭に浮かんだ言葉は「ですよね…」でした。89分に、マルシアルがアーノルドと接触したようなしないようなで、ブルーノが決めて0-1などという展開は回避していただければと思います。目いっぱい気を遣った観戦記をまとめるのは、敗戦をレポートするよりもストレスが溜まるので…。


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