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次のステージが決まらないフランク・ランパード、メディアが報じた意中のクラブは…!?

プレミアリーグ最下位にあえぐノリッジからのオファーを断ったフランク・ランパードが、狙っているクラブがあると報じられています。アメリカメディア「ユーロスポーツ」のディーン・ジョーンズ記者によると、意中のクラブはレスター。ブレンダン・ロジャースがマンチェスター・ユナイテッドの誘いに乗り、キングパワーに別れを告げたら、その後釜に収まるという話です。

オーレ・グンナー・スールシャール率いる昨季の準優勝チームは、直近のプレミアリーグで1勝1分4敗と不振に陥っており、現在は5勝2分4敗で6位。5月にFAカップを制したレスターも、4勝3分4敗の12位と苦しんでいます。今後の戦績次第ではありますが、両者ともに現在の体制を見直す機運が高まる可能性は低くはないでしょう。

一方、2021年1月にチェルシーに解任されたランパードは、未だ次のステップを踏み出せずにいます。今年の夏にはクリスタル・パレスとの交渉が不調に終わり、最近もニューカッスル、ノリッジからのオファーを断ったと伝えられました。現地メディアは、「ランパードは慎重になっている」とレポート。補強費用がないクラブや、チーム強化に関する権限を与えられないクラブと契約するのはリスクが大きいと考えているようです。

この話は、スールシャールの後任の有力候補といわれるロジャースの選択と、レスターの意向によります。マンチェスター・ユナイテッドとの関係について、何度も同じことを聞かれた指揮官は、「サポーターのみなさんも、もう見飽きたでしょう」とゴシップを否定。現在、指揮を執っているチームのことしか考えていないと明言しています。

「常にレスターに集中している。われわれは、このクラブを次のレベルに発展させて、ヨーロッパで戦いたいと思っているんだ。名誉を得るためにチャレンジしたいという思いは、一貫している。CEOからフットボールディレクター、スタッフ、選手に至るまで、全員が同じヴィジョンをもって歩んでいるね」(ブレンダン・ロジャース)

スティーヴン・ジェラードがアストン・ヴィラの監督に就任した今、直接対決は実現するのかとランパードの注目度が高まっていますが、フラットに評価すれば「監督としてのキャリアは3年未満で、唯一の実績はチェルシーにおけるTOP4フィニッシュ」。欧州の常連をめざすクラブなら、確度の高い選択肢とはいえないでしょう。

ロジャースのマンチェスター・ユナイテッド行きは可能性ありですが、レスターはランパードには声をかけないのではないでしょうか。「talkSPORT」のサイモン・ジョーダン記者は、「フランクの悲劇は、プレミアリーグの監督としての資格を示す背景がないことだ」と指摘しています。答え合わせができるのは次の夏、あるいは…。


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