「確固たるプレミアリーグのクラブへ」フランク・デブールがクリスタル・パレスの監督に就任!
昨季プレミアリーグ14位のクリスタル・パレスが3年契約を結んだと発表したのは、かねてから噂があったフランク・デブール。アヤックスでエールディヴィジを4年連続で制覇した47歳の指揮官は、守備重視&速攻主体のサッカーが2年連続で頂点に立ったプレミアリーグに新たな価値観をもたらすことができるでしょうか。「フランクという経験あるマネージャーを任命する立場として、徹底的なインタビュープロセスを経てきた」。公式サイトに掲載されたスティーヴ・パリッシュ会長の言葉は、意中の監督を連れてくることができた喜びに満ちています。わずか85日でインテル解任という汚名を返上したいフランク・デブールの第一声を紹介しましょう。
「クリスタル・パレスの監督を任せられたことにとても興奮しています。大いなる誇りと情熱的なファンというベースが世界に知られている歴史的なクラブを統率できるのは大変な名誉です。この役割は私にとってエキサイティングであり、サウスロンドンの選手やスタッフと一緒にプレミアリーグを始めるのを待ちきれません」
2016-17シーズンは、クリスタル・パレスにとって予想外に苦しい1年でした。前半戦の終わりに守備陣が混乱をきたし、立て直せなかったアラン・パーデュー監督はあえなく解任。ボクシングデーの直前に招聘した残留請負人のサム・アラダイスは、何度も降格ゾーンにタッチしながらもプレミアリーグ残留を勝ち取ってそのまま燃え尽き、辞任を発表。次こそは長期政権をと意気込んで人選を進めたクラブにとって、フランク・デブールはフルタイムでは初めての外国人監督です。
「確固たるプレミアリーグのクラブになるために、多くの展望がある。まずは選手を見なければならないが、私にはアイデアがある。ひとりふたりは補強が必要だろうね」
「私たちは、プレミアリーグにおける足場を固めたいんだ。降格回避のためにがんばるクラブではなくね。それが実現したらさらに上をめざすが、最初の目標は確固たるプレミアリーグのクラブになることだ」
「solid Premier League club」という言葉を連発した新監督がいわんとしているのは、下を気にするのではなく上をめざして戦えるようになるということでしょう。私は、フランク・デブールさんはクリスタル・パレスでTOP10フィニッシュを成し遂げ、TOP6の監督にキャリアアップすると予想しています。グイドリンやマッツァーリなどのイタリア人監督は、守備的なサッカーを嫌うイングランドでは認められずにポジションを追われましたが、より攻撃的なデブール監督のスタイルは評価されるはずです。補強ポイントは、まずは最終ライン。さらに、ベンテケをフォローできるトップ下やセカンドストライカーを強化できれば文句なしです。それにしても、チャンピオンズリーグを制したベニテスさんが昇格したばかりのニューカッスルを率いて、オランダの名門を復活させたデブールさんが残留争いのピンチを何とか乗り切ったクラブの誘いに乗るとは…。プレミアリーグは、ぜいたくです。
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名将パラダイス、プレミア戦国時代。エバートン、ニューカッスル、クリスタルパレスなどがさらにプレミアを面倒な…いや、面白くしてくれそうな黄金期突入ですね。CL常連組などという概念は無くなり、1度バランスを崩したら四方八方から滅多打ちであっと言う間に降格争いなんてことや、週末パレス戦だからCLベストメンバー組めないなんて状況になったら面白いですね。
毎週全力を注がなければならないプレミアがある状況で余計に欧州での復権は遠のくかもしれませんし、我がレッズがCL争いから勢いよく弾き飛ばされ降格争いなんて事態になるかもしれませんが、より強力でエキサイティングなプレミアリーグを望みます。
グッジョブ、パリッシュ。
余りにも面白すぎるプレミアリーグ!
今季は何がトップ6に入るか予想がつきませんよ⁉︎
戦力的にエバートンははいって不思議ないし、レスターやサザンプトンの巻き返しやボーンマスのさらなる飛躍もあり得るかも。
クリスタルパレスはまだそこまではないでしょうが、リーグを掻き回してくれそうです。その上に昨季のトップ6がいるのですから本当に贅沢なリーグですね!
what a hitさん>
共感します。おもしろくなる監督招聘や補強はすべからくウェルカムです!
イレブンさん>
エヴァートンとボーンマスが怖いです。自分の予想が外れるという予想だけが当たりそうです(笑)。