泥沼の6連敗!ヨル監督に朝は来なかった…プレミアリーグ監督解任第2号はフラムです
ヨル監督は、2011年6月の就任ですから、今季が3年めですね。最初のシーズンはプレミアリーグ9位と、クラブ史上3番めにいい順位で、ここ2年は期待されていたのですが、昨季プレミアリーグは12位。今季は直近の6連敗で、ついに降格ゾーンの18位にまで転落してしまっていました。シャイド・カーン会長は「ヨル氏が過去3シーズン、フラムのために働いてくれたことに感謝している。彼は寛大で、状況を理解してくれた。私たちのひどいパフォーマンスと散々な結果は否定することはできない。サポーターはもっと報われる価値があるだろう。まだリーグは半分以上残っており、ここで変化が必要」と語っており、これには「おっしゃるとおり」としかいえません。
オランダ代表GKマールテン・ステケレンブルク、元トッテナムのMFスコット・パーカー、ベネズエラ代表DFアモレビエタ、元イングランド代表FWダレン・ベント、ドイツ代表DFサシャ・リーターなど、今季は中堅クラブにしては大型補強です。元々、ベルバトフやカカニクリッチ、ダミアン・ダフ、センデロス、リーセとビッグクラブ経験者が集まっており、昨季までのメンバーでもしぶといサッカーをしていたので、他クラブは今季のフラムには警戒していたと思われます。しかし、いざフタを開けてみれば、DFラインが崩壊。思うようにチャンスが作れず、エース・ベルバトフは1ゴールと不発です。マンチェスター・ユナイテッドには前半で勝負をつけられ、リヴァプールには4-0といいようにやられて、ホームでスウォンジーにも完敗。最近は、チームが完全に自信を失っていました。
本ブログでも、「ヨル監督は年を越せない」「解任は時間の問題」と書かせていただいておりましたが、3勝1分け9敗では仕方がないでしょう。「ヨル監督には、ついに明るい朝はこなかった」…おあとがよろしいようで、といいたいところですが、やはりこの手の話は後味悪いです。ああ。
(写真著作者/Sorodorin)
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