1月の月間MVPのアグエロは史上最多受賞、最優秀監督のクロップはシーズン最多受賞!
プレミアリーグ25戦24勝は史上最高勝率。2位マンチェスター・シティとの間にある22ポイントも、過去に例を見ないギャップです。1月の5試合も、堅守を誇るリヴァプールらしいスコアが並んでいます。シェフィールド・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハムには2-0で完勝し、トッテナム戦は1-0、難敵ウルヴスは2-1で振り切っています。ゴールを決めた選手を見てみると、モー・サラーが3ゴール、フィルミーノが2ゴールで、マネ、ファン・ダイク、ヘンダーソン、チェンバレンと日替わりヒーロー。マージーサイドダービーが今季プレミアリーグにおける唯一の2失点以上という驚異的な守備力は健在で、5試合中4試合をクリーンシートで畳んでいます。
マンチェスター・ユナイテッド戦をドローで終えた10月こそ、全勝で駆け抜けたフランク・ランパードに月間表彰を譲りましたが、他の5ヵ月は異論をはさむ余地のない完璧な戦績でした。2月の初戦はサウサンプトンに4-0で圧勝しており、ノリッジ、ウェストハム、ワトフォードを倒せば、稀代の名将はシーズン受賞回数のレコードを更新することになるでしょう。プレミアリーグは残り13試合、チャンピオンズリーグ7試合、FAカップは4試合。3つのタイトルをすべて獲得すれば、指揮官と選手たちはフットボール史上最強チームのメンバーとして後世に語り継がれるはずです。
クリスタル・パレスに引き分けてしまい、レッズの背中を完全に見失ったマン・シティにおいて、31歳のエースは完璧なスタッツを残しました。アストン・ヴィラ戦のハットトリックは自身12回めで、アラン・シアラーの11回を上回る史上単独TOP。この試合で、プレミアリーグ255試合176得点となったアグエロは、ティエリ・アンリの175発を一気に抜き去り外国人最多得点者という栄誉も手に入れました。2-2で終わったクリスタル・パレス戦でも2ゴールをマーク。残り20分まで0-0と苦しんだシェフィールド・ユナイテッドでは73分に決勝ゴールをゲットしています。
ニューイヤーズデイのエヴァートン戦は、ガブリエウ・ジェズスの活躍をベンチで見守るだけでしたが、出場した3試合で6ゴール1アシストは文句なしの受賞です。2014-15シーズン以来、2度めの得点王をめざすストライカーは、8ゴールを積めばゴールランキング歴代3位のアンディ・コールをかわし、シアラーとルーニーに次ぐ存在となります。シアラーの260ゴールは別世界としても、ルーニーの208は射程圏内。ライバルクラブの元エースと肩を並べるには28ゴールが必要ですが、大きなケガさえなければ、2020-21シーズンの終わりにその瞬間を目撃できるのではないでしょうか。
クラブワールドカップを制した世界王者は、マン・シティが持つプレミアリーグ18連勝というレコードにあと2つに迫っており、過去のチーム記録をすべて塗り替えてしまう勢いです。到底勝てる気がしないマンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、悔しさもあるのですが、過去最強レベルのチームをリアルタイムで堪能できる喜びをかみしめようと開き直っています。2月の最優秀監督は6度めのクロップか、あるいは…⁉ ここまで来たらやっちゃってください。ザ・インヴィンシブルズを超える無敗優勝、そして最多勝ち点記録の更新まで!
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ボックス内のアグエロがホント安定して点とっていきますね…前むかせたらもう決まるしかない印象です。
細かいツッコミで恐縮ですが、、得点数歴代3位がDFのコールになっちゃってます!
監督賞に関しては、ホントの事言えば、毎月クロップがMVPくらいのもんですよね(笑)
今のリヴァプールは、歴史的なチームだと思います。
全勝の監督にあげるというこれほど選考が楽だったシーズンもないだろうな
アンディコールだとおもいます
グッチさん ぷりさん>
そうですよね。ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。
みなさま>
クロップ、アグエロとも「自動的に決定」ぐらいの勢いでしたね。素晴らしいです。
更新ありがとうございます。
納得の選出です。昨シーズンも負けないレッズとして完璧に近いチームでしたが、接戦を全て制する勝負強さが加わりました。短いオフシーズン、主力の負傷離脱、超過密日程などを跳ね除けてほぼ全勝。完璧なチームと呼んで良いでしよう。クロップ監督最高です。