次の試合まで46時間15分!? 年末の過密日程を嘆くペップ・グアルディオラに共感!
「ジョークではない」、そうでしょう。怒り、諦め、ヤケクソ…?ただでさえタイトなプレミアリーグの年末年始に48時間以内に次の試合を組まれたら、さすがのペップ・グアルディオラも文句をひとつふたつこぼしたくなります。Amazonは、DVDの配送もフットボールも早く届けたほうがいいと考えているのでしょうか。12月に開催される10試合の放映権を買ったグローバル企業は、マンチェスター・シティに厳しいスケジュールを突き付けています。
12月21日に予定されているプレミアリーグ18節のレスター戦までは、通常運転。次節はウルヴスと難敵が続きますが、27日19時45分のキックオフなら中5日です。さて、問題はプレミアリーグ20節、シェフィールド・ユナイテッドとのホームゲーム。29日18時となると、前の試合からのインターバルは46時間15分しかありません。ウォルヴァーハンプトンからマンチェスターに戻り、1日休んだらマッチデーというスーパー過密スケジュール。ニューイヤーズデーにはエヴァートンと戦うことになっており、マンチェスター・シティは年末からの7日間で3試合をこなさなければなりません。
ライバルのリヴァプールも、似たような厳しさかといえばさにあらずです。21日はウェストハム、中4日となるボクシングデ―にレスター。直後の29日に戦うウルヴスは、マン・シティと同じく48時間以内の連戦で疲労を溜めているはずで、24時間余分に休めるレッズにとっては幸運な一戦といっていいでしょう。年が明け、アンフィールドで連戦となる対シェフィールド・ユナイテッドは1月2日にキックオフです。4日、3日、4日という間隔なら毎年恒例。プレミアリーグのタイトな日程に苦言を呈することが多いユルゲン・クロップも、ここだけつまんでツッコミを入れたりはしないでしょう。
最終ラインの軸となるラポルテと、左サイドを主戦場とするレロイ・サネが不在の時期に、最もしんどい連戦を強いられるとは、ペップも運が悪いとしかいいようがありません。2018-19シーズンのプレミアリーグでは、12月8日からの3週間で3敗を喫しており、レッズに7ポイント差をつけられています。今季は既にレッズとの差が8ポイントと苦しい状況に陥っているプレミアリーグ王者は、3連覇をめざせるポジションで2020年を迎えられるのでしょうか。
「ビジネスだからね。誰も選手を気にかけない。彼がケガしてる?オッケー、じゃあ他の誰かでよろしく」「過去に解決した問題は、未来も解決する。それだけだ。ぼやいたり、チェアマンに電話したり、オーナーのところに出向いたりしてもしょうがない。問題が解決しなければ、4つのタイトルは獲れないということだ」
ベストコンディションで戦う2チームのゲームを観たいプレミアリーグファンとしては、「選手が置かれている状況を理解しないパトロンとのお付き合いは、考え直したほうがいいのでは?」と進言したくなりますが、もしかして理解がないのはスポンサーではなく…⁉ もとい、ペップがいいたいことを率直にいわずにガマンしているなかで、外野がファイティングポーズを取るのはやめましょう。マンチェスター・シティが負傷者を大量に出して終戦などということにならないよう、祈るしかありません。
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シティの過密日程にリバプールにはCWCが有ります。
スパーズユナイテッドは下を見る方が現実的で、アーセナルチェルシーは何故か世論が芳しくありません(私は素晴らしいと思うのですが…)
優勝2番手にレスターがベットされても何ら不思議でないかもですね。個人的にはELマイスターがELを捨てる展開が少し見たいです。
その分の金はもらってるだろ。文句を言うな。