イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録 | プレミアリーグの最新情報ブログ

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

デ・ヘアVSヘンダーソン…現地メディアが「マンチェスター・ユナイテッドは大きな決断を下すべき」と提言!

エデルソン、ニック・ポープ、ウーゴ・ロリス。プレミアリーグの話題を追い続けている方、あるいは勘のいい方は、3人の名前を見て何の話か想像がついたのではないでしょうか。彼らは、プレミアリーグ2020-21シーズンにおけるセーブ率ランキングのTOP3です。ルベン・ディアスとジョン・ストーンズの鉄壁CBコンビの後ろに、80.5%をセーブしている守護神がいれば、プレミアリーグ10連勝も首位独走もむべなるかな。41本しかオンターゲットを打たれていないエデルソンに対して、2.5倍の104本を喰らっているポープは83本をストップし、8節まで勝利なしと最悪のスタートを切ったチームを降格ゾーンの手前に浮上させました。

79.3%で3位のロリスは、昨季プレミアリーグでも79.8%という高い数字を残し、ランキングのTOPに君臨していました。77.5%で4位に食い込んだのは、マシュー・ライアンをアーセナルに追い出したブライトンの新鋭ロベルト・サンチェス。77.1%のエミリアーノ・マルティネスはハイボールへの対応とキャッチングが素晴らしいGKで、古巣でレギュラーを争ったベルント・レノの71.1%を大きく上回っています。21試合で24失点というアストン・ヴィラの堅守は、彼なくしてなしえなかったでしょう。

さて、本題に入ります。プレミアリーグのセーブ率ランキングを紹介させていただいたのは、マンチェスター・ユナイテッドのポジション争いが気になっているからです。デ・ヘアVSディーン・ヘンダーソン。ラストプレーで3-3に追いつかれたエヴァートン戦の後、デ・ヘアの2つのプレイが話題になりました。ドゥクレのゴールを呼び込んだカルヴァート・ルーウィンのクロスのファンブルと、最後のFKをマイケル・キーンがヘッドで落とした後、同点ゴールを決めたカルヴァート・ルーウィンの前で棒立ちになっていた姿です。

Man Utd boss Ole Gunnar Solskjaer has a big decision to make on David de Gea after latest gaffe(マン・ユナイテッドのボス、オーレ・グンナー・スールシャールは最新の失言を経て、デ・ヘアについて大きな決断を下す/スカイスポーツ)」
Time up for De Gea? Everton errors open Man Utd goalkeeping door for Henderson(デ・ヘアはおしまい?エヴァートン戦のエラーは、ヘンダーソンに対してマン・ユナイテッドでゴールを守るためのドアを開いた/GOAL.com)」

「スカイスポーツ」の見出しにある失言というのは、スールシャール監督が「自分たちはタイトルを追いかける存在ではない」と弱音を吐いたことを指しています。これに対して、プレミアリーグの勝敗予想で有名なポール・マーソンさんが「マンチェスター・ユナイテッドのマネージャーなら、タイトルをめざすというべきだ。3ゴールを決めた選手たちは悪くない。ただし、ホームで3点を獲ったら勝たなければならない」とコメント。GKを代えるという決断を下すタイミングが来たと主張しています。

「デ・ヘアは素晴らしい選手で、かつて世界最高のゴールキーパーだった。しかし、彼はもういない。ジェシー・リンガードは、3年前にイングランド代表の先発メンバーのひとりだったけど、現在はウェストハムに貸し出されている。時は移ろいゆくもの。マンチェスター・ユナイテッドの指揮官は、大きな決断をしなければならない」

デ・ヘアがセーブ率ランキングのTOPに立っていたのは、2017-18シーズン。80.7%をストップした守護神は、翌シーズンは71.6%で5位に落ちています。2019-20シーズンも5位ながら、セーブ率は73.6%と持ち直していたのですが、2つ上にシェフィールド・ユナイテッドにローン移籍していたディーン・ヘンダーソンが飛び込んできました。セーブ率75.6%を記録した23歳の若手は、クリーンシート率も36.1%で、34.2%のデ・ヘアより上です。3つのPKをすべて決められたスペイン代表に対して、イングランド代表は3つのうち1度しか決められていません。

「GOAL.com」のマンチェスター・ユナイテッド特派員であるシャルロット・ダンカー記者は、セービングやパンチングだけでなく、ボックスを飛び出してクリアするプレイや、ハイボールの処理もヘンダーソンが上と指摘。「ヘンダーソンは、経験が少ないにも関わらず、とても大きな声でチームを動かす。シーズン序盤のサウサンプトン戦でフレッジに激怒したシーンを除けば、デ・ヘアの声は空っぽのスタジアムでも聞こえにくい」と、指示の伝わりやすさにも言及しています。

2020-21シーズンのデ・ヘアは、セーブ率62.9%で20位。プレミアリーグで10試合以上出場した選手で、彼よりも低いのは、23歳のロベルト・サンチェスにポジションを奪われたマシュー・ライアンだけです。10シーズンめを迎えたデ・ヘアは、最も好きな選手だったのですが、いよいよ認めなければならないようです。時は流れ、彼はチームのNo.1ですらなくなった、と。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“デ・ヘアVSヘンダーソン…現地メディアが「マンチェスター・ユナイテッドは大きな決断を下すべき」と提言!” への1件のコメント

  1. ユナイテッドファン より:

    今の彼のプレーを追えていないので衰えてしまったのかとも思っていますが、かつては間違いなく彼でなければ落とした勝ち点が山ほどあったと思います
    時の流れは残酷です

コメントを残す