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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マンチェスター・ユナイテッドがついにロナウド売却を決断!? 現地メディアの本命はチェルシー!

「チェルシーとマンチェスター・シティがラヒム・スターリングの移籍金に合意」。センセーショナルな速報を配信したのは、「BBC」のサイモン・ストーン記者です。プレミアリーグ屈指のウインガーがメディカルチェックを通過し、契約のディテールを詰めれば「Done Deal」。注目の移籍金については、アドオンを含めて最大5000万ポンドと伝えられています。

この夏の補強第1号は、イングランド代表の主軸を担うビッグネーム。トッド・ベイリー率いる新生チェルシーは、マンチェスターからもうひとり引き抜いて、最前線に据える意向と報じられています。マンチェスターといっても「シティじゃないほう」、つまりユナイテッド。ターゲットは、プレシーズンツアー不参加が話題になっているクリスティアーノ・ロナウドです。

話のきっかけは、スペインとイギリスのメディアが伝えたマンチェスター・ユナイテッドの心変わりでしょう。家庭の事情という理由で、トレーニングにもツアーにも顔を見せないエースに業を煮やして、クラブは移籍容認に舵を切ったようです。

複数のメディアが、「設定した移籍金は1400万~1500万ポンド(23億5000万~24億5000万円)」とレポートしており、CR7の大ファンであるトッド・ベイリーが乗り気になっているとのこと。「ザ・タイムズ」によると、何としてもチャンピオンズリーグに出たいポルトガルのレジェンドも行く気満々で、代理人のホルヘ・メンデス氏は既にオーナーと2度会っているそうです。

地元メディア「マンチェスター・イブニングニュース」の最新の見出しは、「Manchester United told selling Cristiano Ronaldo would be good for the club」。記事に登場する「スカイスポーツ」解説者のアラン・スミスさん(元アーセナルFW)は、「ロナウドが望むなら、退団させてあげたほうがいい」「マンチェスター・ユナイテッドにとって、むしろいいことかもしれない」といっています。

プレミアリーグでTOP4に残れず、ポグバとロナウドが退団するという絵に描いたような最悪の展開。このうえは「大したことはない」と虚勢を張るより、「不振の選手たちが復活する絶好のチャンス!」と逆ギレしてしまいましょう。

空回りしていたジェイドン・サンチョと、迷えるラシュフォードが本領を発揮してトータル30発!ロナウド先輩の世話係と化していたブルーノ・フェルナンデスにも、15ゴール15アシストを期待しましょう。ポグバ退団という朗報によって、くすぶり続けていたファン・デ・ベークが開眼。ハンニバル・メイブリやジェームズ・ガーナーがチャンスを活かしてくれるかもしれません。

クリスティアーノがいなくなっても、クリスティアン・エリクセンが加われば、ビッグチャンスを増やせるでしょう。中盤センターにひとりほしいところですが、リサンドロ・マルティネスを配してもいいと思います。

最前線のニューフェイスは、パウロ・ディバラでしょうか。アレハンドロ・ガルナチョのブレイク、エランガの大化け、まさかのマルシアル復活など、いくつかの化学反応があれば、プレミアリーグ制覇は無理でもTOP4なら食い込める気がします。

ボロボロだったサンチョ&ラシュフォードと、おとなしくなったブルーノという布陣でプレミアリーグ18ゴールのロナウドは、リース・ジェームズ、メイソン・マウント、カイ・ハヴェルツとともに戦えば、20発は軽く超えそうです。

…いや、彼のことは、しばらく忘れましょう。劇的ゴール連発の1年は、甘く苦い思い出として心の隅にしまっておきたいと思います。ラシュフォード、サンチョ、エランガ、ファン・デ・ベーク…いいメンバーじゃないですか。4人でたった10ゴールの昨シーズンがおかしかったのです。テン・ハフ監督、何とぞよろしくお願いいたします!


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