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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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「フレンキー・デ・ヨングは、マンチェスターに来たがっている」と、今さらいわれましても…!?

「ミラー」の記事を読むまで、あの夏の喧騒をすっかり忘れていました。マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したテン・ハフの最重要ターゲット、フレンキー・デ・ヨング。7月にクラブ間合意と報じられたディールは、本人の残留希望によって破談となったと伝えられました。

当時のスペインメディア「スポルト」は、「デ・ヨングはバルセロナを去るのを拒否しているのではない。マンチェスター・ユナイテッドに行くことを拒んでいるのだ」と、勝ち誇ったように書いていました。現地の記事の大半は、事実かどうかわからないのですが、まっすぐいわれると悔しさが募るものです。

折しも、チャンピオンズリーグに出たいクリスティアーノ・ロナウドが退団希望と騒がれていた時期。フレンキー・デ・ヨングの獲得失敗も、仕方がないというひとことで終わりにしたいと思っていました。

ところが昨日、スポーツライターのトム・ブローさんが、寝た子を起こすような話を「ミラー」に寄稿しました。「バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングは、エリック・テン・ハフの誘いに対して、喜んでマンチェスター・ユナイテッドに入団したいと語った」。え、どういうことですか?嫌いだったんじゃないんですか?

何をかくそう、実は私、フラれた相手に「あの頃、本当は好きだったの…」と後付けでいわれると、ヘソを曲げるタイプです。エリクセンの素晴らしいパフォーマンスを見て、きれいさっぱり忘れていたのに…。もとい、まずは落ち着いて記事を読んでみましょう。なるほど。ネタ元は「マンチェスターイブニングニュース」ですね。

「デ・ヨングは、将来的にプレミアリーグのクラブでプレイすることに興味を抱いている。伝えられるところによると、プライベートではテン・ハフに対して、オールド・トラッフォードに行くことを喜んで約束した。しかし、オフィシャルな場では違うことをいっていた」

移籍のハードルは、バルセロナとの間で問題になっていた未払いのサラリーだったとのこと。これが解決すれば、プレミアリーグ参入はやぶさかではないそうですが…。ちなみに、ワールドカップが始まる前、オランダの「テレグラーフ」に語っていたアレは、どういう意味ですか?バルサが好きとか何とか。

「バルセロナでとてもハッピー。素晴らしい環境でプレイできるし、生活はパーフェクトだ。できるだけ長くバルセロナにいたい。希望をいえば、8年、10年かな」

カゼミーロとエリクセンが31歳なので、将来を考えて25歳のデ・ヨングを押さえておきたいというテン・ハフ監督の希望については、記事を信頼しましょう。しかし、彼がマンチェスターに来たがっているというほうは、契約書にサインする画像が公式サイトにUPされるまで信じません。

いや、コレ、振り上げた拳の下ろし方がわからないですね。2500万ポンドでOKなとといわれれば、すっきりしそうですが。やはりここは、聞かなかったことにしておきましょう。うっかりこの記事を最後まで読んでしまい、私と同様にモヤモヤした方、巻き添えにしてしまってすみません。


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