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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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サイドMFは要らない!? どこまで変わる?マンチェスター・ユナイテッドの改革

プレミアリーグ連覇に向けて、そろそろ来季のフォーメーションを固めないといけないマンチェスター・ユナイテッド。水面下では動いているのかもしれませんが、移籍や契約に関して、まだ小さなニュースしか入ってきません。

そんななかで、何日か前に「セスク・ファブレガス獲得に動く」と「デイリー・ミラー」が打ち出しましたが、昨日、同じ趣旨で「サン」も後追いで報道。タブロイド紙のいうことをいちいち真に受けてはいられない、と思いつつ、2紙のニュースが一緒となるとさすがに気になりますね。と、さらに同時にフランスの「カナル・ブリュス」が、マンチェスター・ユナイテッドがニューカッスルのMFヨハン・カバイェを狙っており、本人も前向きと伝えています。セスクもカバイェも、ポール・スコールズの後釜ということですが、果たしてそれだけでしょうか?

マンチェスター・ユナイテッド離脱の噂が立っているのが、ナニ、バレンシアなどサイドMFが多く、獲得候補はフェライニに始まり、セスクなどいずれもセンターMF。もしかすると、モイーズ新監督は、いわゆる「4-3-1-2」の3センターMFでの新フォーメーションを画策しているのではないでしょうか?これなら、香川真司、ルーニー、ウェルベック、ファン・ペルシ、チチャリートを全員活かすことができ、3センターの候補がセスク、カバイェ、キャリック、クレヴァリー、ギグス、フィル・ジョーンズ、(フレッチャー)。充分ですね。

いっそのこと、セリエAで流行り始めている3バックを導入して「3-4-1-2」などはどうでしょうか。CBにエヴァンス、リオ、ヴィディッチ、スモーリング、フィル・ジョーンズと人材が揃っており、キャリックを下げることもできる一方、SBのスペシャリストはラファエウ、エヴラ、ビュットナーだけと手薄です。であればサイドを一段前に上げて、中盤を5人にするのもおもしろいかもしれません。「3-4-1-2」なら、3センターだと宙に浮いてしまう、アシュリー・ヤングやバレンシアを使うイメージもつきます。

サイド攻撃が強力なプレミアリーグ上位チームの顔ぶれを考えれば、さすがに3バックにまでは手を出さないかもしれませんが、3センターにすることで中盤のコンビネーションを高め、直線的なサイド攻撃オンリーからの脱却を図る、という路線は現実味を帯びてきています。エースストライカーに続き、またもやチームの主軸だった選手を奪取してガナーズサポーターの恨みを買うのは本意ではありませんが、中盤から前ならどこでもできるセスクの獲得は、実現したら盛り上がりますね。日々のニュースに一喜一憂し、その意味や背景を妄想しながら来季に思いを馳せるのが、この時期の愉しみのひとつでもあります。さあ、どうなることやら(写真著作者/Дмитрий Неймырок)。

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