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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サンチョ、マルシアル、新たなSD…マンチェスター・ユナイテッドの補強&人事最新トピックス!

チャンピオンシップとリーグ1(3部相当)を行き来するエレベータークラブ、ウィガン・アスレティックに負けるわけないと思っていたのですが、3分にマルシャル・ゴドのグラウンダーがボックス左でフリーのアースガールトに届いたときは、足をすくわれるかもしれないと心が震えました。

飛び出したオナナのビッグセーブでピンチをしのいだマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ1で18位のクラブに0-2で勝ち、4回戦に駒を進めています。シュート33本、オンターゲット14本で、ダロトのコントロールショットとブルーノ・フェルナンデスのPKのみという結果に不満はあるものの、下部リーグのクラブに苦戦したぐらいで目くじらを立てても仕方ありません。

まずは勝利を称え、4回戦の相手がリーグ2(4部相当)のニューポートとナショナルリーグ(5部相当)のイーストリーの勝者となったことを喜びたいと思います。チェルシーVSアストン・ヴィラ、トッテナムVSマンチェスター・シティ、フラムVSニューカッスルと、ライバルたちはフルスロットルのバトルを強いられているのですから。

さて、FAカップで幸運に恵まれたマンチェスター・ユナイテッドは、負傷者が続々と復帰する予定で、舞台裏では組織の再構築と戦力整理が進んでいます。テン・ハフ監督によると、マンデーナイトのトッテナム戦までに復帰できそうなのは、年末に負傷したエリクセンとルーク・ショー、マグワイア。メイソン・マウントは間に合わないようですが、1月中に合流する予定です。

リンデロフもさほど時間はかからず、2月頭にはカゼミーロとリサンドロ・マルティネスが戻ってきます。1月のプレミアリーグはスパーズのみで、来月からは巻き返しモードに突入できそうです。TOP4について語るのは時期尚早ですが、3ポイント差の6位ウェストハムは射程圏内。今シーズンは、ヨーロッパリーグの出場権を得られればよしとすべきでしょう。

トランスファーマーケットの最新トピックスは、ジェイドン・サンチョのドルトムントへのローン移籍がほぼ確実となっていることと、マルシアルのトルコ行きです。ドルトムントから受け取るレンタルフィーは350万ポンドで、活躍の度合いによってアドオンが付く可能性があるとのこと。サラリーの大半はドイツ持ちで、現在はそれらの詳細を詰めている段階です。

すべての関係者が前向きに取り組んでいるこのディールは、今週中に決着する見通しです。一方、今季限りで契約満了となるマルシアルのほうは、フェネルバフチェから680万ポンドのオファーがあったと伝えられており、ローン移籍も含めて検討されています。今回の契約が期限付きだったとしても、いずれ片道切符が発行されるのではないでしょうか。

レンタルといえば、主力の復帰によって出番が減りそうなハンニバル・メイブリも、武者修行に出される見通しです。現在の最有力候補はセヴィージャ。「スカイスポーツ」が、プレミアリーグ残留をめざすエヴァートンがハイジャックを狙っていると報じていますが、すんなりスペインで決まりそうな雲行きです。

最後に紹介するトピックスは、ジョン・マータフSDの後任のお話です。マンチェスター・ユナイテッドの少額株主となったサー・ジム・ラトクリフと、ブリティッシュ・サイクリングで会長を務めていたサー・デイヴ・ブレイルスフォードは、現在クラブの組織の監査を行っており、そのなかで新たなスポーツディレクターの人選も進められているようです。

「インディペンデント」によると、候補は4人に絞られているとのこと。最有力はモナコのポール・ミッチェルSDで、家族がマンチェスターに住んでいることも適任とされる理由のひとつだそうです。サー・ブレイルスフォードの推しは、リヴァプールで1年だけディレクターだったジュリアン・ウォードで、ご本人も興味ありと伝えられています。

ユルゲン・クロップとともにレッズをチャンピオンに押し上げたマイケル・エドワーズも候補のひとりですが、1000万ポンドを超える高額のフィーを提示しなければ動かないようです。これまで再三、名前が挙がっていたニューカッスルのダン・アシュワースSDは、セント・ジェームズ・パークのガードが固く、現実的ではないといわれています。

以上、マン・ユナイテッド関連の最新情報をお届けしました。年末のプレミアリーグでノッティンガム・フォレストに敗れ、格下相手のFAカップではラシュフォードとホイルンドが決定機を逃すなど、苦しい状況が続いていますが、ピッチの外では明るいニュースが増えている感があります。春になれば、ポジティブな気分で応援できるようになると信じましょう。


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