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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ホイルンドが激痛の負傷離脱!前線の代役はアントニーか、マクトミネイか、19歳の新鋭抜擢か…?

ラスムス・ホイルンドが負傷リタイア…!年明けからのプレミアリーグで4勝1分と好調のマンチェスター・ユナイテッドが、またしても主力の離脱に悩まされています。2月4日のウェストハム戦で膝を痛めたリサンドロ・マルティネスは、4月までアウト。前節のルートン戦で、ハーフタイムまでもたなかったルーク・ショーは、シーズンアウトとなる可能性があります。

鼠径部を手術したマルシアルは4月に復帰予定。メイソン・マウント、ワン=ビサカ、マラシアは復帰が遅れており、3月末まで戻ってこられないかもしれません。そんななかで、直近のプレミアリーグで6戦7発のエースに筋肉のトラブルが発生。全治2~3週間の軽傷で、フラム、エヴァートン、シェフィールド・ユナイテッドはともかく、マンチェスターダービーの不在は激痛です。

テン・ハフ監督によると、強度の高いトレーニングが原因とのこと。リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー、ワン=ビサカ、メイソン・マウント、ホイルンドが複数回のリタイアで多くの試合を失っている現状を、不運のひとことでは片づけられないでしょう。「負傷が繰り返される理由を調査している」と報じられてから、ずいぶん時間が経っていますが…。

いや、改善策については外野からあれこれいわず、プロフェッショナルを信じておまかせしましょう。目下の問題は、「絶好調だったストライカーを失った前線をどうするか」です。「BBC」のサイモン・ストーン記者は、ガルナチョ、ラシュフォード、アントニーという布陣が基本と考えているようです。

「水曜日に、サー・ジム・ラトクリフが重要と語っていたチャンピオンズリーグ出場権獲得をめざすテン・ハフにとって、壊滅的なニュースだ。夏の補強における優先順位にも疑問符が付いている。ユナイテッドのストライカーはアントニー・マルシャルだけだった。フランス人FWは、今季の目標を達成するために頼りたくなるフォームもフィットネスも見せていない」

「マルシャルは、鼠径部の手術を受けて4月まで欠場する。テン・ハフが必要としているのは、素晴らしいシーズンを過ごしているとはいえないマーカス・ラッシュフォードが穴を埋め、効果という観点でさらに下回るワイドマンのアントニーが、彼が好んで使う言葉を借りれば『ステップアップ』すること。彼らが結果を出すと確信している人はいないだろう」

ホイルンド負傷の速報を配信した「BBC」のスタッフは、「スコット・マクトミネイは、今シーズンのすべてコンペティションで、ホイルンドに次ぐ8ゴールを挙げている」とレポート。フラム戦は19歳のフォーソンが抜擢されると伝えた「アスレティック」のコリン・ミラー記者とローリー・ウィットウェル記者は、最大の成長は運動能力が高まったことと評しています。

「このティーンエイジャーは技術的にも優れており、クラブのユースチームでゴールを決め続けてきた。ワイドのMFや10番をまかされることが多く、狭いエリアでさばいたり、リンクプレーをしたりするのがベースだ。典型的なウインガーではない。ユナイテッドのボス、テン・ハフはフォーソンの大ファンで、以前にも彼を起用したがっていた」

現地記者の見立て以外にも、エリクセンをトップ下に配して、ブルーノ・フェルナンデスを右にまわすという手もあります。ホイルンドの代役はすんなり10番か、ゴールゲッターとして覚醒したマクトミネイか。右サイドは19歳か、結果を出したいブラジル人か。気を取り直して、ボスの決断に注目しましょう。いずれにしても、マンチェスターダービーは厳しいですね…。


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