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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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何かと微妙…ガリー・ネビル氏が発表!「私が監督ならマンチェスター・ユナイテッドはこの11人」

「私がスカウトなら、彼はここにいたはずだ。髪を引っ張って『行くぞ』と言ってやりたかった」。レナト・サンチェスをバイエルンにさらわれたことを悔やむリオ・ファーディナンドさんを筆頭に、何かとOBがうるさいマンチェスター・ユナイテッドですが、「監督はやりにくいだろうな…」と、モウリーニョさんのお気持ちを案じつつ、クラブ愛が強い方々があれこれいってくれるのは悪いことではないと自分に言い聞かせております。選手のやる気を削ぐような話でなければ、多少の外圧は奮起を促すドリンク剤にもなるでしょう。いや、しかし、これは…。

プレミアリーグ5勝3分3敗、上位に離された6位と苦しんでいるマンチェスター・ユナイテッドについて、「スカイスポーツ」評論家のガリー・ネビルさんが「もし自分が監督だったら…」と、レギュラーメンバーを選定したと報じられました。このニュースは、ツッコミどころ満載です。2015-16シーズンのバレンシアで3勝6分8敗、4ヵ月ももたずに指揮官解任となったネビルさんに、「監督だったら」は当面NGワードだと思っていたのですが、ご本人は気にしていないようです。そしてまた、選んだ11人が、格好のゴシップネタになりそうな面々。この手の話には、当然「ザ・サン」が食いつきます。「Gary Neville names his best Manchester United XI – and there are TWO shock omissions(ガリー・ネヴィルは、彼が思うベストなマンチェスター・ユナイテッドの11人を指名した。そこには2つの衝撃的な落選が…)」。ほらほら、こうなっちゃうじゃありませんか!いえ、失礼しました。メンバーを見てみないと、何のことやらわかりませんね。まずは、こちらをご覧ください。

【ガリー・ネビルが監督として選んだプレミアリーグ2016-17のマンチェスター・ユナイテッド】
GK/ダヴィド・デ・ヘア
DF/アントニオ・バレンシア、クリス・スモーリング、
  エリック・バイリー、ダレイ・ブリント
MF/アンデル・エレーラ、マイケル・キャリック、
  ポール・ポグバ
FW/ヘンリク・ムヒタリアン、アントニー・マルシアル、
  マーカス・ラシュフォード

現地タブロイド紙は、「イブラヒモヴィッチとルーニーがいない!」と、鬼の首を取ったように囃しているのですが、私は「なぜマタを外す!?」と別な角度から突っ込んでしまいました。いや、いいんですよ。評論家の方がサッカーについて自説を主張するのは、それこそが商売ですから。ガリー・リネカー氏が、「次の試合にシュヴァインシュタイガーが起用されたら、『マッチ・オブ・ザ・デイ』にパンツ一丁で出演する」などと外野感たっぷりに明るく宣言するぶんには、「絶対やってくださいね!」と笑って流しておしまいです。しかしながら、ネビルさんはOBです。その発言は、少々重めです。ましてや、「私が監督だったら…」なんてつけたら、今の監督どうなんだ的なニュアンスが漂ってしまい、痛くもない腹を探られかねないではないですか。「私の好きな11人」とライトにいくか、「リヴァプールやマンチェスター・シティのようなサッカーを志向するなら」ぐらいの但し書きをつけてやっていただかないと、意図しないところで同業者を喜ばせてしまいます。

と、いいつつ、この11人に込められた意図はわかるんですよね…。私なら、左SBをルーク・ショー、エレーラはマタにしますが、現在のプレミアリーグを席巻している「走るサッカー」「速いサッカー」にシフトするなら、スピードのあるアタッカーを前線に配してパスが出せる選手で中盤を固めたくなります。コンテ監督の3-4-3に当て込んだチェルシーバージョンも作ってみましょうか。

【プレミアリーグ2016-17のマンチェスター・ユナイテッド~チェルシー仕立て】
GK/ダヴィド・デ・ヘア
DF/クリス・スモーリング、エリック・バイリー、ダレイ・ブリント
MF/アントニオ・バレンシア、マイケル・キャリック、
  ポール・ポグバ、ジェシー・リンガード
FW/ヘンリク・ムヒタリアン、アントニー・マルシアル、
  マーカス・ラシュフォード

おや、マタが消えてしまいました。今のマンチェスター・ユナイテッドの顔ぶれなら、3-4-3よりも4-3-3のほうが機能しそうです。速さを取るならラシュフォードですが、ズラタン・イブラヒモヴィッチのシュート力と身体能力は未だ衰えず驚異的で、彼を活かしながらの4-3-3もあると思います。ルーニーもまた、シュートを貪欲に狙う姿勢を取り戻すか、プレイスピードを上げれば必要なのですが、調子の問題もあるのか、トップ下でもセントラルMFでも65点の選手になってしまっています。現在の4-2-3-1は、ポグバの攻め上がりを活かしきれず、サイドアタッカーの守備の負担も大きく、トップ下とストライカーの関係も曖昧で攻撃をうまく組み立てられていません。

とはいえ、ここはモウリーニョ監督にがんばっていただくしかありませんが、FAカップ、ヨーロッパリーグ、EFLカップ、プレミアリーグとスケジュールが立て込む(はずの)年明けに向けて、ラシュフォードをトップに据える形も試したほうがいいのではないでしょうか。いきなりですが、次のアーセナル戦でいかがですか?ラシュフォードが2点ぐらい決めてくれるような気がしてならないのです。どこかでそんな試合を観たような…。ネビルさん、監督だったら、どうします!?(ガリー・ネビル 写真著作者/University of Salford Press Office)

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“何かと微妙…ガリー・ネビル氏が発表!「私が監督ならマンチェスター・ユナイテッドはこの11人」” への3件のフィードバック

  1. シティふぁん より:

    奪ったら相手の守備が整う前に攻撃するチームがほとんどですよね
    なのでスピードのあるラッシュフォードをトップで起用してほしいですが
    今季すでにトライしましたっけ?

    さすがのイブラも衰えているのでは・・・

  2. makoto より:

    シティふぁんさん>
    プレミアリーグでは、ラシュフォードTOPはないですね。イブラヒモヴィッチは、多少は衰えはあるのかもしれませんが、随所にさすがと叫びたくなるプレイはあり、攻撃がうまく流れるようになればさらに決めてくれるものと信じております。

  3. makoto より:

    シティふぁんさん>
    プレミアリーグでは、ラシュフォードTOPはないですね。イブラヒモヴィッチは、多少は衰えはあるのかもしれませんが、随所にさすがと叫びたくなるプレイはあり、攻撃がうまく流れるようになればさらに決めてくれるものと信じております。

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