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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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調子が上がらないマンチェスター・ユナイテッド、横浜F.マリノスに2-3と「完敗」

「オーストラリアからの前日移動など、過酷なスケジュール」「暑さやハードトレーニングによる疲労蓄積」「若手を試している段階で、レギュラーメンバーが揃っていない」など、理由は後からいくらでも付けられそうですが、それにしてもこの状態からプレミアリーグ開幕までに仕上がるのか、非常に不安です。7月23日、横浜で行われたジャパン・ツアー初戦の横浜F.マリノス戦は、マンチェスター・ユナイテッドが2-3でJリーグ3位のチームに逆転負けを食らうという不甲斐ない結果に終わりました。横浜F.マリノスはシーズン真っただ中で、フィジカルの状態もよく、マルキーニョスや小林、兵藤がいい攻撃を仕掛けてきていたのも事実ですが、とにかくマンチェスター・ユナイテッドの出来が悪かった。スタメンは、中盤を若手中心に構成したものの、前と後ろにはレギュラークラスを配置しています。

GK:デ・ヘア
DF:ファビオ、ジョーンズ、エヴァンス(67分スモーリング)、エヴラ
MF:アンデルソン、ザハ(78分ギグス)、クレヴァリー、
   リンガード(46分A.ヤング)、ジャヌザジュ(62分香川真司)
FW:ファン・ペルシ(46分ウェルベック)

ラファエウ、キャリック、バレンシア、ナニ、ヴィディチやリオ・ファーディナンド、そしてルーニーが不在ではありますが、DFラインはシーズンが始まってもこのセットで戦うことは充分ありえるでしょう。中盤にもクレヴァリーとアンデルソンがいて、トップは大黒柱のファン・ペルシです。勝ち負け云々よりも、このメンバーを揃えて3点を失ったこと、開始直後の1分、後半開始直後の49分、そして終了直前の87分と、締めなくてはいけない時間帯に集中力を欠いた失点をしたことが気になります。内容的にもエヴラのパスミス、セットプレーやクロスに対するマークのズレと、プレミアリーグでは絶対にやってはいけない基本的なエラー。開幕までテストマッチを数試合しかできないこの段階では、こういうプレイこそケアしなければなりません。

攻撃においては終始、自分たちのペースを作れず、F.マリノスの前線からのチェックに押され、頻繁にバックパスで逃げざるをえない状況に追い込まれていました。コンスタントにボールに絡んでいたのは18歳のベルギー人MF・ジャヌザジュだけで、ザハは単発、ファン・ペルシとリンガードは機能しているとはいえない状態。前半、ゴールの匂いがしたのは実際に得点になったスルーパスからのザハの突破だけで、2点めのオウンゴールやジャヌザジュの惜しいシュートは、いい攻撃を仕掛けたわけでなく、相手のミスに助けられたものでした。後半もこの流れは変わらず、62分に香川真司が登場して、裏に抜けるプレイがいくつかありましたが、DFの速い寄せを受けていいフィニッシュにつなげられず、有効な打ち手が見出せないままタイムアップ。主力の合流を遅らせていたこともあって、中盤で若手を試している状況でもあるので、攻撃に関してはここからのコンビネーションづくりに期待が持てますが、少なくともこの日は消化不良でしたね。

出来がよくなかったので、何かといいたいことはありますが、とはいえプレシーズン。日本にいるうちに課題をはっきりさせ、最後の2週間でひとつひとつ、つぶしていってもらえればと思います。負けチーム、途中出場、ノーゴールの香川真司がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたことも併せて、とにかくモヤモヤ感を残した夜でした。同時に日本にいるアーセナルが輝いてみえます。これは、まずい。

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