イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ベイルがレアル・マドリード、イグアインがナポリと基本合意!?…騒がしくなってきました。

スペインの「マルカ」が、トッテナムのエース、ガレス・ベイルがレアル・マドリードと6年契約で基本合意に達した、と報道しました。「年俸1000万ユーロ」「背番号11を用意」など、記事は具体的で、少なくともクラブと代理人が密に交渉を行っているのは間違いないでしょう。一方で、トッテナムのアンドレ・ヴィラス・ボアス監督は、イギリスのBBCに対して、ベイルはプレミアリーグに残留すると語っており、クラブ間合意に至るまでにはもうひと山、ありそうです。気になるのは、ヴィラス・ボアス監督のコメントのトーンが、「ベイルは残留する」という確信から「残留してほしい」と願望に変わってきていること。ベイル自身は、トッテナム残留となったとしてもモチベーションが下がったりはしそうにないので、最後の最後はトッテナムの意志の問題で、「金銭を取るか」「エースを取るか」なのでしょうね。

時を同じくして、レアル・マドリードとナポリがイグアイン移籍でクラブ間合意した、というニュースがイタリアの「ガゼッタ・デロ・スポルト」から入ってきました。ウルグアイ人FWカバーニをパリ・サンジェルマンに83億円で売って資金があるナポリと、どうせ売るなら高く売りたいレアル・マドリードの思惑が一致したのでしょう。以前から、イグアインはアーセナル行きが既定路線と伝えられていましたが、カバーニ放出が決まったナポリが高額オファーで巻き返した、という構図です。「イグアインはプレミアリーグに行きたがっている」という報道もあり、彼の父親が「アーセナルに行く」と語っていたりもしたので、最終的な本人の意向がわからないことにはこちらの話も何ともいえませんが、レアル・マドリードでチームメイトだったカジェホンやアルビオルがいくことを決めているクラブとなれば、安心感もあって「悪くない話」と決断する可能性は高いです。来週早々には決まるといわれていますが、果たしてどうなるでしょうか。

仮にイグアインの話が決まるとすれば、FW放出が決まったレアル・マドリードと、FW獲得ができなかったアーセナルは次の交渉に向わなくてはなりません。そうなると、リヴァプールの「もうひとりのウルグアイ人FW」の周辺が再び騒がしくなりそうです。自身の問題はともかく、プレミアリーグでの度重なるトラブルに嫌気がさしているスアレスからすれば、スペインからの高額オファーが実際にくれば、心が動くでしょうね…。

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す