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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ラシュフォードのシャツは14番!マンチェスター・ユナイテッドは、このまま開幕を迎えるのか?

パリ・サンジェルマンが欧州の頂点に立ったのは、メッシ、ネイマール、ムバッペがいなくなってからでした。マンチェスター・シティは、ハリー・ケインを獲り逃した2021-22シーズンのプレミアリーグをゼロトップで制しています。フットボールの世界には、ビッグネームがいなくてもリーグ優勝や欧州戴冠を果たしたチームが存在します。

アルネ・スロットの最初のシーズンにプレミアリーグのトロフィーを獲得したリヴァプールは、アレクサンデル・イサク、ウーゴ・エキティケ、フロリアン・ヴィルツらを引き入れた2年めは5位に転落してしまいました。アーセナルが22年ぶりのビッグタイトルを手に入れた2025-26シーズンは、欠かせない存在だったウーデゴーアとサカが負傷リタイアを繰り返した1年でした。

静かな夏を過ごしているマンチェスター・ユナイテッドは、このまま開幕に突入するのでしょうか。カゼミーロが去った中盤にアンドレイ・サントスとユーリ・ティーレマンスを加えた後は、3人のティーンエイジャーが入団しただけで、話題になったのはヴィデクやバユンディルの放出ぐらいです。ニューカッスルのルイス・ホールは、残留するといわれています。

そんななかで昨日、マーカス・ラシュフォードに背番号14が渡されたというニュースがありました。プレミアリーグで287試合87ゴールのアタッカーは、トルコやサウジからのアプローチに背を向けており、欧州のトップクラブからオファーがなければオールド・トラフォードに残ると見られています。かつての10番が復帰するなら、新たなストライカーとウインガーは不要でしょう。

エリック・テン・ハフとルーベン・アモリムの信頼を得られなかったラッシュフォードを復活させるという命題において、マイケル・キャリックは適任です。ラシュフォードのトップチームデビューは2016年2月25日、ヨーロッパリーグのミッティラン戦でした。マルシアルの負傷で急遽先発となった18歳が衝撃の2発を決めた一戦で、キャプテンを務めていたのはキャリックです。

ラシュフォードが復帰し、ザークツィーが残留すれば、前線は何とかなるのではないでしょうか。しかし中盤と左のフルバックは不安です。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを両立させるためには、ルーク・ショーとブルーノ・フェルナンデスのバックアッパーや、ティーレマンスをトップ下に配した際にセンターに据える人材が必要でしょう。

パリ・サンジェルマンとのプレシーズンマッチで負傷したメイソン・マウントに、期待しすぎないほうがよさそうです。タイアニ・レインダースやコナー・ギャラガーが余剰戦力になるなら、頭を下げて引き取りたいところです。左のフルバックは、クラブ・ブルッヘのホアキン・セイスか、ライプツィヒのダヴィド・ラウムか。どれをとっても、地味な補強といわざるを得ません。

ブルーノ・フェルナンデスがプレミアリーグのトロフィーを掲げる瞬間を見たいという思いはあるものの、高額の若手を買い集めるより、お買い得の人材にこだわる現状のほうが着実に強化できる気がします。このうえは、静かな夏を満喫しましょう。エイデン・ヘヴン、タイラー・フレッチャー、シェイ・レイシー、チド・オビ、JJ・ガブリエルの成長を期待しつつ。


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