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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

正式就任濃厚!? 現地メディアが伝えるスールシャール監督の補強&売却リスト!

プレミアリーグ13試合10勝2分1敗、チャンピオンズリーグでは、パリ・サンジェルマンを下してベスト8進出。ホームで2点差以上で敗れた後、逆転に成功した史上初のクラブとなりました。ジョゼ・モウリーニョ監督が解任となった17節では、4位チェルシーに11ポイント差だったチームは、3位トッテナムとのギャップを3ポイントに詰めています。パリを倒した直後から、オーレ・グンナースールシャール暫定監督が来季から正式に指揮を執る見通しと伝えられていますが、時が経つにつれて、ノルウェー人指揮官がそのまま残るという報道の中身がリアルになっています。

「デイリー・ミラー」は、スールシャール監督がエド・ウッドワードCEOに来季の補強リストを提出したと報じています。記事によると、最重要ターゲットはドルトムントのジェイドン・サンチョ。プレミアリーグデビューを果たすことなくマンチェスター・シティでのキャリアを諦め、海を渡った18歳を獲得できれば、心おきなくアレクシス・サンチェスを売却することができるという算段でしょうか。

「talk SPORT」は、サンチョの他にも3人の選手がリストアップされていると伝えています。クリスタル・パレスでブレイクした右SBワン・ビサカ、ナポリのCBクリバリ、バルセロナでレギュラーの座が危うくなっているイヴァン・ラキティッチ。「メトロ」が報じたスールシャール監督の希望ポジション「左右のSB、攻撃的MF、右のウインガー」とほぼ符合する顔ぶれですが、モウリーニョ時代から懸案だったCBもターゲットとされており、「デイリー・スター」はマグワイア獲得に6500万ポンド(約94億円)を用意していると報じています。「ザ・サン」が煽る候補はレアル・マドリードのトニ・クロース。スペインからMFが来ることになれば、フレッジは居場所を失うかもしれません。

「デイリー・スター」は売却リストのほうも取り上げており、入団以来のプレミアリーグで29試合3ゴールと振るわなかったチリ代表のアタッカーに加えて、契約延長をしなかったアントニオ・バレンシア、2試合しか出番がなかったマルコス・ロホの名前を挙げています。資金力があるゆえ、移籍ゴシップのネタにされやすいクラブではありますが、現地メディアの報道は同じ方向を示しています。「大型補強を敢行する予定」「SB、ウインガー、MF、CBを物色中」「何人かのベテランを放出」といったあたりは、クラブサイドから漏れ聞こえてきているのでしょう。暫定監督がプレミアリーグ4位以内を達成すれば、1年前はおとなしかったマンチェスター・ユナイテッドが夏の主役となりそうな雲行きです。

直近のプレミアリーグで4勝1分と調子を上げているアーセナルを捲るのは難しそうですが、停滞しているトッテナムとチェルシーの上にいくというミッションはリアルです。スールシャール監督は、望み通りの結果と来季の椅子を手に入れることができるでしょうか。チャンピオンズリーグを戦うラシュフォード、ルカク、ポグバを観続けたいと願うサポーターとしては、落ち着かない日々が続きます。マンチェスターダービーとチェルシー戦に勝てれば…!

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