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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

リーグ最年少のスタメン、英国系最大7人…スールシャール監督、もしかして狙ってました⁉

最年長は、ゲームキャプテンだったダヴィド・デ・ヘアで28歳。マクトミネイ、アンドレアス・ペレイラ、ポグバ、リンガード、ラシュフォードとアカデミー出身者が5人。新戦力のワン=ビサカと最前線のラシュフォードは21歳で、マクトミネイ、アンドレアス・ペレイラ、マルシアルと23歳以下が5人もいました。プレミアリーグ2019-20シーズンの開幕節において、マンチェスター・ユナイテッドが全20クラブ中、平均年齢が最も若いチームだったそうです。24歳227日は、25歳89日のノリッジと25歳102日のサウサンプトンを大きく下回っています。

ラシュフォードを中心に鋭いカウンターを連発し、チェルシーから3点を奪ったチームは、74分にもう一段若くなりました。アンドレアス・ペレイラと代わったのは、21歳のニューフェイス、ダニエル・ジェームズ。チームのシーズン初戦でプレミアリーグデビューを果たしたウェールズ代表は、ポグバのラストパスを受けて右足を振り抜き、最初の試合でゴールという鮮烈な自己紹介をしてくれました。86分、ラシュフォードに代わって17歳のメイソン・グリーンウッド!最後にリンガードをトゥアンゼベに代えれば、平均年齢は23.1歳まで下がったのですが、スールシャール監督は31歳のファン・マタ投入という痛快なオチ(?)をつけて試合を畳みました。

ヤングマン・ユナイテッドは、モウリーニョ時代の「走らないチーム」という看板を取り下げ、106.6㎞のチェルシーに対して107.9㎞と走行距離でもライバルに勝っています。さらにもうひとつ、特筆すべきは英国系選手の多さです。チェルシー戦のスタメンは、ワン・ビサカ、マグワイア、ルーク・ショー、マクトミネイ(スコットランドとの”二重国籍”)、リンガード、ラシュフォードとイングランド人が6人。ダニエル・ジェームズが加わってからの12分は、総勢7人の「ブリティッシュコア」状態です。最後の交代策が、ポグバとマルシアルを下げてグリーンウッドとトゥアンゼベなら、今季プレミアリーグではボーンマスとシェフィールド・ユナイテッドしか実現できない「ナインブリティッシュ」となるところでした。4-0ならいってもよかったのに…と、ついつい悪ノリしてしまいそうです。

「リーグ最年少ラインナップを形成」と、このネタに触れているマンチェスター・ユナイテッドの公式サイトによると、アカデミー出身者5人先発は11年ぶりの出来事だそうです。2008年8月17日、オールド・トラフォードで開催されたプレミアリーグ開幕節のニューカッスル戦。サー・アレックス・ファーガソンが起用した生え抜きは、ウェズ・ブラウン、ダレン・フレッチャー、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、フレイザー・キャンベルの5人でした。ホームでドロー発進だったチームは4節まで4ゴールと苦しみ、15位まで順位を下げながらも、年末からの11連勝で首位の座を盤石にしてプレミアリーグ3連覇を達成しています。スールシャール監督は、サポーターの盛り上がりと黄金時代の再現をダブルで狙っているのかもしれません。

せっかくですから、今季プレミアリーグで起こりうる「リアルガチ・ヤング・ブリティッシュコア・チーム」を組んでみましょう。GKはさすがにデ・ヘア。最終ラインはワン=ビサカ、トゥアンゼベ、マグワイア、ルーク・ショー。マクトミネイの両脇にアンドレアス・ペレイラとタヒス・チョン、前線はダニエル・ジェームズ、ラシュフォード、グリーンウッド。平均年齢22.1歳、アカデミー出身6人、最終ラインはオールイングランドで英国系9人のチームが出来上がりました。プレミアリーグで大差になった終盤や、カラバオカップで実現する可能性はゼロではなさそうなメンバーです。

「メイソン・マウントとタミー・アブラハムではなく、ジルーやカンテを先発させるべきだった」と初陣のランパード監督に苦言を呈したモウリーニョさんは、絶対にやらないチームづくりですね。いえ、実力者重視の彼のアプローチを悪いといっているわけではありません。マンチェスター・ユナイテッドの古きよき時代を知るスールシャール監督によって、楽しみがひとつ増えたというお話です。4発圧勝スタートを決めた46歳の若き指揮官がどこまでやってくれるのか、注目し続けたいと思います。いや、ブリティッシュやヤングではなく「強さ」「戦績」のほうです…。

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“リーグ最年少のスタメン、英国系最大7人…スールシャール監督、もしかして狙ってました⁉” への6件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    一時期は人材不足と言われていたイングランド代表もサンチョを筆頭にハドソン オドイやメイソン マウント,アーノルド,ジョー ゴメス,デクラン ライス等、若くて有望な選手が泉のように湧いて出てくるようになりましたね。グリーンウッドにも期待しています。

  2. ルニキ より:

    ホームグロウンでみれば、スタメンではポグバも入れて8人ですね。今のメンバーがどれだけ残るかわかりませんが、イギリスのEU離脱でプレミアリーグへの影響もと言われている中では、素直に喜んでいいのではないかと思います。

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    その世代のイングランド代表はいっぱいタイトル取って世界最強の成果出してるから名手への成長に期待してしまう

  4. 4 より:

    こういう選手起用は大好きです。スールシャ-ルさんが監督だからこそこっちで行って欲しいです。レアルやシティのやり方じゃなく。マンUはこっちのほうがカッコいいと思います。他サポの戯れ言です。

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    国産をお金で集めて それを売りにされてもねえ。。と他チームのサポーターの私は笑ってしまいますが。。。

  6. 吉岡 より:

    イングランド代表が今一だったのは性的虐待騒動の影響だった可能性もありますね。
    有名なサッカー選手も結構被害にあっていたようですし。

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