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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

負傷者続出のマンチェスター・ユナイテッド、移籍が噂されている主力はどうなる⁉

TOP4まで5ポイント差のプレミアリーグ5位に着けているマンチェスター・ユナイテッド。リヴァプールやマンチェスター・シティと比べると、明らかに戦力が後るチームとしては悪くないポジションですが、このところの負傷者続出で再び沈むのではないかともいわれています。ウルヴス戦でリストに加わったのは、ハリー・マグワイア。股関節を痛めたCBは、プレミアリーグ21節のノリッジ戦に間に合うと見られていたのですが、スールシャール監督の見立てより重傷とのこと。「BBC」のサイモン・ストーン記者は「マグワイアは長期離脱となる見通しで、復帰時期は未定」とレポートしています。

バイリー、トゥエンゼベ、フォス=メンサー、ロホが月末まで出られず、スモーリングをローマに貸し出しているチームは、リンデロフとフィル・ジョーンズだけで2週間を過ごすことになるのでしょうか。マンチェスター・シティとのカラバオカップ準決勝で、デブライネに簡単にかわされたフィル・ジョーンズが、19日に控えたアンフィールドのリヴァプール戦で3トップを封じるとは思えません。負傷者が多いのはCBばかりでなく、ポール・ポグバも月末までアウトで、マクトミネイの復帰は2月です。1月にチームを離れると噂されていたマティッチは、緊急事態に対応すべく夏まで残ることになったといわれています。

プレミアリーグ4位が視界に入っているクラブとしては、弱点を補強してCL出場権を手に入れたいところですが、メディアを賑わしているのは出ていく選手の話ばかりです。インテルのコンテ監督が、アシュリー・ヤングの獲得を熱望していると伝えたのは「スカイスポーツ」。34歳のキャプテンは、次の夏には契約満了となりますが、インテルは移籍金を払ってでも冬に獲得したがっているといわれています。2019年のプレミアリーグでゴールもアシストもゼロだったリンガードも、冬に売却となるかもしれません。「マンチェスター・イブニングニュース」によると、2022年までの契約延長オプションを持っているクラブに対して、リンガードの代理人となったミーノ・ライオラが移籍させる意向を伝えているそうです。

CB、SB、中盤がごっそり抜ける可能性があるマン・ユナイテッドですが、弱点補強のほうも頓挫しているようです。以前から獲得を熱望と報じられているレスターのジェームズ・マディソンは、ブレンダン・ロジャーズ監督が「これから何年もわれわれを助けてくれる選手。売る必要はない」と徹底抗戦モード。ご本人としても、プレミアリーグ2位から5位へと慌てて移る動機は見当たらないでしょう。スパーズのエリクセンはインテル移籍濃厚といわれており、プレミアリーグのなかで動くという話は聞こえてきません。

「ブルーノ・フェルナンデスに再度アタック」という報道がありましたが、11月にスポルティングCPとの契約を更新してしまったMFは、バイアウト条項に記載された額が6500万ポンド(約93億円)から8500万ポンド(約122億円)に跳ね上がっています。アストン・ヴィラの大黒柱ジャック・グリーリッシュも、ディーン・スミス監督が放出を拒否。「われわれのオーナーには、プレミアリーグでトップクラブのポジションに定着するという野心がある。ならば最高のプレーヤーが必要だ。そう、ジャック・グリーリッシュはキープしないとね。彼を見続けることはできるけど、触れることはできない」とビッグクラブを牽制しています。

シーン・ロングスタッフもニューカッスルのディフェンスが堅く望み薄。ユヴェントスのエムレ・ジャンが来れば中盤センターの穴は埋まりますが、飛躍的に強くなるイメージは持てません。このまま進めば、EL出場権争いで終わる可能性大。スールシャール監督と経営ボードは、テコ入れできるのでしょうか。私としては、冬に誰も来なくても、最大の補強ターゲットであるマウリシオ・ポチェッティーノを夏に招聘できればOKですが…。

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