香川真司とマタは残留、ライバルDFに獲得オファー…どれがホント!?マン・ユナイテッドにまつわる噂
プレミアリーグ初上陸のファン・ハール監督が、噂どおりオランダ仕込みの4-3-3というウィングを置くフォーメーションを考えているとすると、バレンシア、ウェルベック、ヤヌザイ、ルーニーがいるサイドでの起用より、トップ下でマタやルーニーのバックアッパー、もしくは3センターのひとりと考えているのかもしれません。ASローマ時代の中田英寿、フェイエノールトの小野伸二、CSKAの本田圭祐と、過去にも日本代表の攻撃的MFが、ひとつ下がったセンターMFでの活躍を期待されたことがあります。うまくはまったのは小野だけ、というのが気にはなりますが、ハードマークは心もとなくても、コースを切る守りを師匠のクロップ監督から激賞された香川真司のセンターMFは、相棒次第ではありますが、ない話ではないと思います。
補強に関しては、ルーク・ショー獲得が頓挫していると伝えられるマンチェスター・ユナイテッドですが、オランダ代表DFのデリー・ブリントに加え、アーセナルのヴェルマーレンと既に移籍合意、という報道があります。こちらは、イギリス紙「テレグラフ」が伝えていますが、他のメディアが沈黙しているのをみると、少なくともアーセナルとのクラブ間合意までは進んでおらず、予断を許さない状況のようです。「ヴェンゲル監督は見返りにナニを要求している」という話もあるようですが、ナニ、アーセナルに必要ですかね?私がアーセナルのフロントなら、チチャリートかGKリンデゴーアを要求しますが…。
実現すれば、ファン・ペルシに続く「プレミアリーグのライバル間移籍」となり、グーナーからは嘆きの声が聞こえてきそうですが、ヴェルマーレンにしてみれば、プレミアリーグのほとんどのゲームをベンチで過ごすことがわかっているクラブに、これ以上居続けるのは難しいのでしょう。いずれにしても、ベルギー代表がワールドカップを終えて帰国すれば、この話は一気に白黒つきそうです。昨季は後手を踏んで最悪の結果となったマンチェスター・ユナイテッドの夏の補強ですが、チャンピオンズリーグ出場権を何としても奪回しなければならない今季は、同じ失敗を繰り返すことはないと信じています。ブリントとヴェルマーレンならOKですね。ヴェルマーレンは、きっかけひとつあれば、数年前の活き活きとした「攻撃的CB」に復活すると思います。
「移籍合意」という強い言葉で報道しているということは、それなりに具体性とリアリティのあるニュースソースがあるのでしょうね。ゴシップが大好きなタブロイド紙も、ときどき侮れません。
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フェルマーレンが移籍すると、ユナイテッドのガナの主将が二人いて、チェルシーに一人、シティの両翼などなど、こんだけ選手を供給して、ベンゲルの4位確保は凄いと自虐的になります。あるメディアではスモーリングかクレバリーとありますし、飛ばしも面白いですね。ガナには、RSB、GK、DMF、CB、CFが人員不足なのに、さすがの2列目コレクターのベンゲルでも、ナニはいらないでしょう。
londres nordさん>
飛ばしかもしれませんが、ありがちな「興味」「オファー」ではなく「合意」と強く出ているのが気になります。おっしゃるとおり、ナニはなしでしょうね。