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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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「契約解除金を払えばサインできる」…トーマス・パーティーの父親がアーセナルをプッシュ!?

Arsenal transfer target Thomas Partey’s dad sends message to interested clubs(アーセナルの移籍ターゲットであるトーマス・パーティーの父親が、関心を抱いているクラブにメッセージを送る)」。イギリスメディア「ミラー」は、アトレティコ・マドリードのアンカーの争奪戦について「マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールとミケル・アルテタのチーム」と明言しています。4月には「彼はアーセナルと話している。移籍が決まったらうれしいね」と語っていた父親のジェイコブ・パーティーさんは、プレミアリーグのクラブならOKと候補を広げたのでしょうか。「シルヴァー・オンライン」が紹介したコメントは、多くのクラブに語りかけている体ですが、アーセナルをせっついているようにも感じられます。

「息子の現在のクラブ、アトレティコ・マドリードとの契約にはリリース条項がある。彼に関心を示しているクラブは、その要求を満たす必要がある。アーセナルでも、メディアで噂になっている他のクラブでも、アトレティコのオーダーに応えればサインできる」

候補のひとつとされているセリエAのクラブについて聞かれると、「インテルがトップクラブだとしても、今のところは誰とも話していない」と、そっけないリアクション。「プレミアリーグは素晴らしいリーグだ。とても競争が激しく、最高レベルの選手が何人かいる。いつか、あそこでプレーしたい」と語ったトーマスの意向を大事にしているようです。

複数のメディアが報じているアンカーの契約解除金は、4450万ポンド(約60億円)。昨年までの相場観なら、ビッグクラブがこぞって手を挙げるお買い得案件ですが、コロナウイルスの影響が厳しい今は簡単に出せる金額ではなくなっています。ヴェルナーの4900万ポンドに対して慎重な姿勢を崩していないリヴァプールや、ジェイドン・サンチョとグリーリッシュを追いかけているマンチェスター・ユナイテッドが、速攻を仕掛けるとは考えられません。しびれを切らした父親のメッセージに反応するのは、やはり…。

「フットボールロンドン」の見出しは、「Thomas Partey’s dad tells Arsenal what they must do to complete transfer deal(トーマス・パーティーの父親が、アーセナルが移籍交渉を完了させるために必要なことを語る)」。彼らの意訳は、依然としてアーセナルがトップランナーであり、ミケル・アルテタと経営ボードが決断すればガーナ代表は受け入れると訴えています。アーセナルの懐事情はライバルよりも苦しく、移籍金のさらなる値下げや分割払いなどの工夫がなければ、動けないのではないでしょうか。

リヴァプールのヴェルナーも、アーセナルのトーマス・パーティーも、例年ならあっさり決まっているディールでしょう。選手とクラブは相思相愛、しかし資金が…といった報道に歯がゆさを感じ続ける昨今ですが、再開されるプレミアリーグを愉しみながら、状況の変化を気長に追いかけようと腹を決めています。ご本人、代理人、父親、グーナー、プレミアリーグファンと、クラブ以外が全員焦れているのではないかと思われる最新ニュースを紹介しました。この話、続きは来月ですかね?


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“「契約解除金を払えばサインできる」…トーマス・パーティーの父親がアーセナルをプッシュ!?” への1件のコメント

  1. ガナユ より:

    今のアーセナルにとってパーティは理想的な選手ではあるんですよね。

    オバメ残留 サカ契約延長
    CBの獲得と放出
    得点力のある中盤獲得

    これら全てが噛み合えば100点以上ですかね。

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