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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

総額2億ポンド以上!? カイ・ハヴェルツまで獲るというチェルシーの移籍関連報道に呆然…!

プレミアリーグ参入をめざしていると報じられたライプツィヒのストライカー、ティモ・ヴェルナーの契約解除金は4900万ポンド(約67億円)。トランスファーマーケットにおいても堅守のレスターは、6000万ポンド(約82億円)以上でなければベン・チルウェルの獲得交渉に応じないと伝えられています。プレミアリーグで総売上No.1のマンチェスター・ユナイテッドですら、新戦力獲得のために1億ポンドも出せないといわれているなか、チェルシーの移籍関連ニュース(ゴシップ!?)はビッグディールばかりです。

最新のターゲットは、レヴァークーゼンのMFカイ・ハヴェルツ。「ガーディアン」によると、ブルーズは既にコンタクトを取っており、ライバルがパンデミックによる混乱に足を取られている間に、決定的な早いアクションで話をまとめようとしているとのこと。レヴァークーゼンの要求額は8900万ポンド(約122億円)といわれておりましたが、プレミアリーグ4位のクラブは7000万ポンド(約96億円)に落ちるのを期待しているようです。

アヤックスから獲得したハキム・ツィエクの移籍金は3700万ポンド(約50億円)。噂になっているディールをすべて決めれば、ブルーズの出費は2億2000万ポンド以上に膨らみます。1年前に補強禁止処分を喰らっていた彼らは、エデン・アザールの売却によって1億ポンドを超える額を懐に収めています。例年なら、新しい指揮官の2年めに大型補強をかますという戦略に違和感はないのですが、コロナウイルス蔓延によってスタジアムにサポーターを呼べなくなった今、5000万ポンド以上の選手を3人とは、ゴシップが含まれていたとしても驚愕です。

2018-19シーズンは公式戦42試合20ゴール7アシスト、今季は38試合15ゴール8アシスト。20歳にしてリーグ屈指のスタッツを残している逸材が7000万ポンドなら、お買い得に見えるのは確かです。ヴェルナー獲得のポールポジションから引きずり降ろされたといわれているリヴァプールは、こちらもチェルシーに明け渡すことになるのでしょうか。ウィリアンとの契約延長交渉が決裂し、ペドロがフリーエージェントでローマに行く可能性があるといわれているなかで、前線に伸びしろのある選手を数人加えるという戦略には異論はありません。

噂になっている選手を全員獲得できたら、ランパード監督のチームはどんな布陣で戦うことになるのでしょうか。GKケパ、DFアスピリクエタ、リュディガー、フィカヨ・トモリ、チルウェル。ジョルジーニョの脇にカンテとカイ・ハヴェルツ、3トップはヴェルナー、タミー・アブラハム、ツィエク。サブメンバーにハドソン=オドイ、プリシッチ、メイソン・マウント、コヴァチッチ、ロフタス=チークとは、かなりぜいたくなスカッドです。

意中の選手たちを無事に手中に収めるためには、プレミアリーグのTOP4キープは重要なミッションだと思われますが、「ガーディアン」の記事は「チェルシーは白黒がはっきりする前にニューフェイスを押さえようとしている」といっています。6月中に、何人の獲得が決まるのでしょうか。未だ半信半疑ではあるものの、ブルーズの立ち回りから目を話すことはできません。ヴェルナー、カイ・ハヴェルツ…怖いですね。


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