ヴェンゲル監督、テリー…プレミアリーグの監督と選手が、ロンドン地下鉄の駅のアナウンスに挑戦!
イギリス紙「ミラー」「インディペンデント」などによれば、今回車内アナウンスを担当したのは、アーセナル、トッテナム、チェルシー、QPR、フラムのメンバーです。アーセナルからはアーセン・ヴェンゲル監督とキャプテンのアルテタが登場。彼らの声が聴けるのは、もちろんピカデリー・ラインのホロウェイ・ロード駅、アーセナル駅(写真)、フィンズバリー・パーク駅。最寄りのアーセナル駅を筆頭に、いずれもエミレーツ・スタジアムまで歩ける駅です。チェルシーの担当は、ジョン・テリー。こちらも、スタンフォード・ブリッジの最寄駅であるディストリクト・ラインのフラム・ブロードウェイ駅をはじめ、近隣のウエスト・ブロンプトン、アールズ・コートまでをカバーしました。
トッテナムから挑戦したのはアンドロス・タウンゼントとベン・デイヴィス、QPRは何とジョーイ・バートンとロブ・グリーン。フラムからはスコット・パーカーとダン・バーンが参加しています。激しいタックルで知られる”暴れん坊”ジョーイ・バートンに「足元にご注意ください」などといわれるのは、もはやギャグ、あるいはホラー!?
ロンドン地下鉄とサッカーのコラボは、ロンドンオリンピックの際に「メッシ駅」「ワンバック駅」「ディ・マリア駅」が開設されるなど、過去にさまざまな実績があります。凄かったのは、昨年の「FA創設&ロンドン地下鉄ダブルで150周年」。このときは、ロンドン地下鉄の駅名をすべてイングランドサッカー、プレミアリーグ絡みの選手名に塗り替えてしまうというイベントが実施され、スペシャルバージョンのMAPが配布されていました。
この手の企画を、東京や大阪でやったらどうなるんでしょうね。日本代表を駆り出しても、Facebookあたりで多少話題になるくらいで、なかなか盛り上がらないかもしれず、実施する駅も新宿、渋谷、梅田、心斎橋などのターミナルに集中しそうです。「地域のクラブの選手が地域の駅で」という文化が、ロンドンの街全体、ひいてはイギリスじゅうに認知されているところに、サッカーの母国の底力を感じます。しかし、聞きたかったですね、テリーやバートンの「足元に…」。彼らにいわれたら、思わず背筋が伸びてしまいそうです。
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