2021.02.27 選手トピックス
ブルーノ・フェルナンデス、デブライネ、グリーリッシュ…プレミアリーグの攻撃的MFのスタッツ徹底比較!
「今季プレミアリーグで最高の攻撃的MFは?」と問われたら、誰を思い浮かべますか?マンチェスター・ユナイテッドを変えたブルーノ・フェルナンデス、マンチェスター・シティの絶対的司令塔デブライネと、攻撃センスを開花させたギュンドアン、アストン・ヴィラの左サイドを支配するジャック・グリーリッシュ。ビッグ6以外の試合まで押さえているファンなら、レスターのアタックを仕切るジェームズ・マディソンや、ウェストハムの躍進のキーマンとなったトマシュ・ソーチェクの名前を挙げるかもしれません。
ひとりだけ選べといわれれば、マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしてはゴール数とアシスト数を盾にブルーノ・フェルナンデスをゴリ押しするしかなくなります。しかし、「素晴らしい選手について、突出したスタッツを添えて紹介しろ」といわれれば、全員をアピールするでしょう。あらためて、現在のプレミアリーグを代表するプレーメイカーとアタッカーについて、数字で徹底比較してみたいと思います。
ゴール数を見ると、1位はブルーノ・フェルナンデスの15発、2位はギュンドアンで11発。ジェームズ・マディソンとソーチェクが8ゴールで並んでおり、グリーリッシュは6ゴール、デブライネは3ゴールです。アシストランキングは、ブルーノ・フェルナンデス、デブライネ、グリーリッシュがハリー・ケインの11に次ぐ10アシスト。ジェームズ・マディソンは5アシスト、ギュンドアンは1アシストで、ソーチェクのパスで決まったシーンは未だありません。
得点に直接絡んだMFをNo.1とするなら、ゴール、アシストとも1位のブルーノで決まりですが、マンチェスター・ユナイテッドのPKキッカーは11メートルから7本を成功させています。ペナルティを抜くと、ギュンドアン10発、ソーチェク、マディソン、ブルーノが8発。ゴール前に飛び出すタイミングをつかんでキャリアハイの数字を残しているドイツ人MFは、年間最優秀選手の候補にノミネートされるかもしれません。
ここまでの数字を見て、「MFはゴールやアシストがすべてではない」と主張する方もいらっしゃるでしょう。続いて、チャンスメイクに関するスタッツを紹介します。今季プレミアリーグのスルーパス成功数1位は12本のブルーノ・フェルナンデスで、2位はデブライネの10本。ビッグチャンスクリエイトもブルーノが17本でTOPに立っており、デブライネとグリーリッシュが14本で2位にランクインしています。キーパスの1位は、75本のグリーリッシュ。71本のブルーノは2位で、3位メイソン・マウントは62本、デブライネは58本で4位です。
プレミアリーグ25試合15ゴール10アシスト、スルーパスとビッグチャンスクリエイトが1位で、キーパスが2位。ブルーノ・フェルナンデスが総合力No.1ということで、お開きにしてもいいのですが、中堅クラブを上位に引き上げた2人の素晴らしさについて、もう少し触れたいと思います。ドリブル成功数61回で、MFではアンギッサの78回に次ぐ記録を残しているグリーリッシュは、ファールを受けた回数ではザハの1試合あたり2.9回を大きく上回る4.5回でぶっちぎりのTOPです。
デュエルの勝利数を見ると、1位がソーチェクの229勝で、2位はグリーリッシュの212勝。長身を活かしたヘディングが武器のソーチェクは、リーグ1位の空中戦勝利146回という記録も持っています。ウェストハムはセットピースからの12ゴールが1位で、アストン・ヴィラのカウンターからの4ゴールは3位です。モイーズ監督とディーン・スミス監督が、エースの個性をうまく活かして戦っているのがよくわかる数字です。
最後に、ワーストレコードについても触れておきましょう。今季は3ゴールしか決めていないデブライネは、ビッグチャンスでのミス8回がリーグ1位。シュートを枠に当ててしまう「Hit Woodwork」も3本あり、ブルーノ・フェルナンデス、マイケル・アントニオ、メイソン・マウントらと並んで1位です。以上、概ね材料は出揃いました。私のランキングは、ブルーノ・フェルナンデス、グリーリッシュ、ギュンドアン、ソーチェクの順ですが、みなさんは誰を推しますか?
ひとりだけ選べといわれれば、マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしてはゴール数とアシスト数を盾にブルーノ・フェルナンデスをゴリ押しするしかなくなります。しかし、「素晴らしい選手について、突出したスタッツを添えて紹介しろ」といわれれば、全員をアピールするでしょう。あらためて、現在のプレミアリーグを代表するプレーメイカーとアタッカーについて、数字で徹底比較してみたいと思います。
ゴール数を見ると、1位はブルーノ・フェルナンデスの15発、2位はギュンドアンで11発。ジェームズ・マディソンとソーチェクが8ゴールで並んでおり、グリーリッシュは6ゴール、デブライネは3ゴールです。アシストランキングは、ブルーノ・フェルナンデス、デブライネ、グリーリッシュがハリー・ケインの11に次ぐ10アシスト。ジェームズ・マディソンは5アシスト、ギュンドアンは1アシストで、ソーチェクのパスで決まったシーンは未だありません。
得点に直接絡んだMFをNo.1とするなら、ゴール、アシストとも1位のブルーノで決まりですが、マンチェスター・ユナイテッドのPKキッカーは11メートルから7本を成功させています。ペナルティを抜くと、ギュンドアン10発、ソーチェク、マディソン、ブルーノが8発。ゴール前に飛び出すタイミングをつかんでキャリアハイの数字を残しているドイツ人MFは、年間最優秀選手の候補にノミネートされるかもしれません。
ここまでの数字を見て、「MFはゴールやアシストがすべてではない」と主張する方もいらっしゃるでしょう。続いて、チャンスメイクに関するスタッツを紹介します。今季プレミアリーグのスルーパス成功数1位は12本のブルーノ・フェルナンデスで、2位はデブライネの10本。ビッグチャンスクリエイトもブルーノが17本でTOPに立っており、デブライネとグリーリッシュが14本で2位にランクインしています。キーパスの1位は、75本のグリーリッシュ。71本のブルーノは2位で、3位メイソン・マウントは62本、デブライネは58本で4位です。
プレミアリーグ25試合15ゴール10アシスト、スルーパスとビッグチャンスクリエイトが1位で、キーパスが2位。ブルーノ・フェルナンデスが総合力No.1ということで、お開きにしてもいいのですが、中堅クラブを上位に引き上げた2人の素晴らしさについて、もう少し触れたいと思います。ドリブル成功数61回で、MFではアンギッサの78回に次ぐ記録を残しているグリーリッシュは、ファールを受けた回数ではザハの1試合あたり2.9回を大きく上回る4.5回でぶっちぎりのTOPです。
デュエルの勝利数を見ると、1位がソーチェクの229勝で、2位はグリーリッシュの212勝。長身を活かしたヘディングが武器のソーチェクは、リーグ1位の空中戦勝利146回という記録も持っています。ウェストハムはセットピースからの12ゴールが1位で、アストン・ヴィラのカウンターからの4ゴールは3位です。モイーズ監督とディーン・スミス監督が、エースの個性をうまく活かして戦っているのがよくわかる数字です。
最後に、ワーストレコードについても触れておきましょう。今季は3ゴールしか決めていないデブライネは、ビッグチャンスでのミス8回がリーグ1位。シュートを枠に当ててしまう「Hit Woodwork」も3本あり、ブルーノ・フェルナンデス、マイケル・アントニオ、メイソン・マウントらと並んで1位です。以上、概ね材料は出揃いました。私のランキングは、ブルーノ・フェルナンデス、グリーリッシュ、ギュンドアン、ソーチェクの順ですが、みなさんは誰を推しますか?
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ユナイテッドファンとしてはブルーノを推したいですが、試合数が少ないデブライネがここまで高い数字とは、さすがです。
今季はシティの独走でしょうし、そのデブライネの穴を埋める以上の活躍をしているギュンドアンが妥当かと思います。