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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

現地メディアが選出したプレミアリーグのMVP候補ランキング…1位は「NEW Eric Cantona」!

「昨季と同様に、イングランドのストライカーのフォームはホリデーシーズンの後に落ち込んでいる」
「今季プレミアリーグで18試合プレイ。マンチェスター・シティは、そのうち16試合で勝っている(マンチェスター・ユナイテッドにドローと敗戦)。13枚のクリーンシートをキープし、5失点しか喫していない」
「ニューイヤーズ・デイまでの最初の16試合で、たった17発のオンターゲットから12ゴールを挙げた。その後、スローダウンしているが、13ゴールと9アシストは非常に印象的な成果だ」

フットボール専門メディア「Squawka」が、今季プレミアリーグのMVP候補を選出。ブックメーカー「スカイベット」のオッズを元に、ランキング形式で紹介しています。冒頭の3つのコメントは、それぞれ誰の話かわかりますか?「イングランドのストライカー」は、ランキング10位のジェイミー・ヴァーディー。16勝1分1敗という素晴らしい戦績を残しているのは9位のジョン・ストーンズで、前半戦12発は8位ソン・フンミンです。

7位は、プレミアリーグ17ゴールでゴールデンブーツレースを先導しているモー・サラー。11アシスト&チャンスクリエイト16回(いずれもリーグ2位)のデブライネが6位に入っており、10アシスト&チャンスクリエイト14回(いずれも3位)、キーパス75本(2位)のジャック・グリーリッシュがベルギーの司令塔より上とされています。4位は、キャリアハイの12ゴールを決めたギュンドアン。「2021年になってから10ゴール」はリーグTOPです。デブライネとアグエロがいない試合を全勝で乗り切れたのは、攻撃的な役割でも機能すると証明したドイツ人MFがいたからです。

3位のハリー・ケインは、プレミアリーグ27試合17ゴール13アシストという素晴らしいスタッツが評価されました。2位は、リーグ最少の21失点というマン・シティの堅守を支えたルベン・ディアス。「Squawka」は、「リヴァプールにとってのヴィルジル・ファン・ダイクと同じぐらい重要な存在。ファン・ダイクは2019年にMVPを受賞した。これは、みなさんが前例と呼んでいるものだ」と手離しで称賛しています。

1位は、ブックメーカー「ウィリアムヒル」でも本命になっているブルーノ・フェルナンデス。プレミアリーグ29試合16ゴール10アシストだけでも充分素晴らしいのですが、オンターゲット39本、チャンスクリエイト17回、キーパス82本、スルーパス12本がすべてTOPは驚異的です。「Squawka」は当然、大絶賛。「マンチェスター・ユナイテッドだけでなく、プレミアリーグ全体に対する影響力は信じられないほど大きい。プレミアリーグデビュー以来、43試合24ゴール17アシスト。直接的なゴールへの関与が41もあり、誰も彼には届かない。欧州5大リーグを見渡しても、メッシの54とレヴァンドフスキの52だけだ」と、前シーズンの数字まで持ち出す反則ワザをかまして新エースの貢献度を称えています。


■「squawka」選出:プレミアリーグ2020-21シーズンMVP候補
1位/ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
2位/ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
3位/ハリー・ケイン(トッテナム)
4位/イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
5位/ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)
6位/ケヴィン・デブライネ(マンチェスター・シティ)
7位/モハメド・サラー(リヴァプール)
8位/ソン・フンミン(トッテナム)
9位/ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
10位/ジェイミー・ヴァーディー(レスター)


ムハンマド・バット記者の熱烈な称賛は、スタッツの評価だけでは終わりません。「ブルーノ・フェルナンデスは、マンチェスター・ユナイテッドの新しいエリック・カントナ。プレミアリーグでは明らかに勝てないが(ほっといてください・筆者)、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーで勝つという声は非常に強い」。カントナ…なるほど。攻撃的に戦いたいときは、ブルーノを偽9番に据え、トップ下にファン・デ・ベーク、セントラルにポグバとマクトミネイという布陣もいいのではないかと思います。

「サー・アレックス・ファーガソンが勇退してから8年、彼は誰もできなかったことを成し遂げた。マンチェスター・ユナイテッドを再び偉大なチームにした」。これだけほめ言葉を並べられると、否応なくテンションが上がります。今季プレミアリーグのMVP争奪戦は、ブルーノ、ルベン・ディアス、ギュンドアンの三つ巴となるのではないでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、当然ブルーノ推し。20ゴール15アシストを達成すれば、文句なしでしょう。唯一気になるのは、バット記者が指摘していた「前例」ですが…。


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