2021.06.04 選手トピックス
ルベン・ディアス、ブルーノ、ハリー・ケイン…PFA最優秀選手と若手No.1を予想してみました。

優勝への貢献度が評価されるなら、昨季プレミアリーグ最少の32失点の守備陣を統率したルベン・ディアス。パス本数2713本とパス成功本数2528本は、いずれもDFのNo.1です。トータルなパフォーマンスとスタッツがリスペクトされるなら、ブルーノ・フェルナンデスとハリー・ケインの一騎打ちでしょう。スパーズのエースは、シュート数137本、オンターゲット53本、ポストやバーにぶつける「Hit Woodwork」9本もリーグTOP。マンチェスター・ユナイテッドのプレーメイカーは、キーパス95本とビッグチャンスクリエイト20回がランキング1位です。
12月中旬からの2ヵ月でプレミアリーグ12試合11ゴール2アシストと確変状態に入り、チームの19戦連続無敗に貢献したギュンドアンは、シーズントータルで見ると不利でしょう。ケヴィン・デブライネが獲得すれば、ティエリ・アンリとクリスティアーノ・ロナウドに続く3人めの2年連続ですが、主要スタッツのすべてでブルーノ・フェルナンデスの後塵を拝しており、今季は見送りとなりそうです。投票するのは評論家ではなく選手で、決してスタッツ重視ではないのですが、プレイの印象で勝負したとしてもケイン&ブルーノの上に立つのは難しいでしょう。
フィル・フォーデンがMVPとヤング・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーをダブルで受賞すれば、1976-77シーズンのアンディ・グレイ、2006-07シーズンのクリスティアーノ・ロナウド、2012-13シーズンのギャレス・ベイルに続く4人めの快挙となります。プレミアリーグ28試合9ゴール5アシスト…トップレベルの5人に勝つのは難しそうですね。ブカヨ・サカ、デクラン・ライス、メイソン・グリーンウッド、メイソン・マウント、トレント・アレクサンダー=アーノルドと争う若手No.1なら、本命といっていいのではないでしょうか。
昨季の若手最優秀選手だったアレクサンダー・アーノルドが連覇すれば、ライアン・ギグス、ロビー・ファウラー、ウェイン・ルーニー、デル・アリに続く5人め。クロス本数297本でリーグTOPのSBは、昨季は13本だったアシストを7本に落としており、ウエストハムの躍進に貢献したデクラン・ライスやダヴィド・シルヴァの穴を埋めたフォーデンに勝つのは難しそうです。
私の予想は、MVPは素直にハリー・ケイン。ソン・フンミンに決めさせるキラーパスと、ゴール前での的確なポジショニングに衝撃を受けたDFたちの票が集まるのではないでしょうか。ヤングスターのほうは、ハマーズの攻守のハブとなったデクラン・ライス。彼がいなければ、ヨーロッパリーグ出場権はノースロンドンに渡っていたはずです。願望で選べばブルーノ&フォーデンなのですが…。マンチェスターから6人、ロンドン4人、リヴァプールからひとりが2つの頂点をめざすバトルの結末が楽しみです。
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去年の受賞者がデブライネということからも優勝への貢献度よりも個人のスタッツ、印象度重視という事でしょうか。確かにケインとフェルナンデスの今シーズンは素晴らしく、特にフェルナンデスについては彼がいるいないでユナイテッドが全く別のチームになってましたからね。