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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アグレッシブになったアーセナルの最終ライン…ガブリエウ独占インタビューをチェック!

プレミアリーグ開幕から3連敗の後、3連勝。ノリッジ戦から加わった冨安健洋とアーロン・ラムズデールが高い評価を得ていますが、最終ラインの真ん中で奮闘しているガブリエウ・マガリャンイスもリスペクトすべき存在です。23歳のブラジル人は、7月に右膝を痛めて出遅れましたが、日本人とウェールズ人と同じくノリッジ戦で今季初出場を果たしました。

1-0で今季プレミアリーグ初勝利を挙げた一戦では、パス成功率94%、デュエル4勝1敗、空中戦2勝、タックル成功2回という納得のパフォーマンスを披露。アシュリー・バーンズとクリス・ウッドという空中戦に長けた2トップと対峙したバーンリー戦は、ハードマークで対抗し、彼らにオンターゲットを許しませんでした。

守備時の戻りが遅いニコラ・ペペを怒鳴りつけていたCBは、ノースロンドンダービーでも最終ラインを落ち着かせてくれました。昨シーズンの終盤から、彼が出場したプレミアリーグは8連勝。この間は4失点で、2失点以上の試合はひとつもありません。

ガブリエウの独占インタビューを行った「スカイスポーツ」のニック・ライト記者は、「アーセナルの最終ラインは、より激しくアグレッシブになった」と評価。1試合平均のスタッツを比較しながら、「昨シーズンと比べると、より多くのデュエル、ヘディング、タックルに勝利している。ブロックやクリアの数も増えている」と指摘しています。

2020年の9月に2700万ポンドでリールから移籍したCBは、最初のシーズンについて「学習の1年だった」と振り返っています。序盤は好調で、アーセナルの月間MVPを3ヵ月連続でゲット。しかしその後、チームとともに調子を落としてしまい、年末の負傷以降はベンチで待機させられる時間が増えていきました。

「チームに適応するうえでの最大の問題は、ピッチ上のことよりも言葉だったと思う。ここにはフランス語、ポルトガル語、スペイン語を話す選手がたくさんいるけど、英語を話さなければならないのがタフだった。僕の英語はまだ完璧ではないけど、以前に比べればはるかに上達している。それが、大いに自分を助けてくれている」

終盤の復活は、プレミアリーグのスタイルにも英語で交わすコミュニケーションにも慣れた証だったのでしょう。「ピッチに立っているとき、重要なのは闘争心と勝ちたいと願う気持ちだ」と語るガブリエウは、持ち前のアグレッシブなディフェンスを完全に取り戻しました。

「すべての試合に勝つだけでなく、すべてのボール、すべてのデュエルに勝利したい」。ベン・ホワイトとの連携は試合を重ねるごとに向上しており、成長の手応えがあるとのこと。今日の相手は、プレミアリーグ4勝1分1敗と絶好調のブライトンですが、今の彼らなら6戦4ゴールのやっかいなモペイを完封できるのではないでしょうか。4連勝をめざす試合では、最終ラインのアグレッシブな守備にも注目したいと思います。


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