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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

スミス・ロウ、コナー・ギャラガー、フォーデン…躍動する21歳たちのスタッツ徹底比較!

プレミアリーグ11戦4発2アシストという数字を残しているアーセナルの10番は、9節のアストン・ヴィラ戦から3試合連続ゴール。イングランド代表でも初ゴールを決めており、リヴァプール戦で公式戦5試合連発にチャレンジします。レンタル先のクリスタル・パレスでレギュラーに定着したボックス・トゥ・ボックスのMFは、10試合4ゴール2アシスト。チェルシーのトゥヘル監督は、今すぐにでも呼び戻したいのではないでしょうか。

マンチェスター・シティの若き司令塔は、負傷で出遅れたものの、プレミアリーグ7戦3ゴール1アシストとまずまずのパフォーマンスを披露しています。エミール・スミス・ロウ、コナー・ギャラガー、フィル・フォーデン。今季プレミアリーグで躍進する21歳トリオが注目されています。スミス・ロウの持ち場は、トップ下か左サイド。ギャラガーは右のインサイドで、フォーデンは偽9番から左右のウイング、中盤と変幻自在です。

それぞれのクラブで、今やなくてはならない存在と評される3人のスタッツをチェックしてみましょう。シュート数が最も多いのは、意外にもギャラガーで23本。ミドルレンジから打たないスミス・ロウは16本に留まっており、フォーデンは14本。オンターゲットとなると、ほぼ同じペースで、スミス・ロウとギャラガーは10本、試合数が少ないフォーデンは9本です。

パス成功率は、スミス・ロウが90.1%、ギャラガーが89.5%、フォーデンは87.6%です。味方にシュートを打たせるキーパスを見ると、ギャラガー17本、スミス・ロウは15本で、フォーデンは10本。ビッグチャンスクリエイトは、ギャラガー3本、フォーデン2本、スミス・ロウが1本という並びになります。

意外なのはクロス成功本数で、ギャラガーが15本を前線に届けているのに対して、フォーデンは10本でスミス・ロウは3本しかありません。ここまで劣勢のスミス・ロウは、ドリブル成功数で巻き返します。21回はプレミアリーグ全体の12位、MFでは4位。ギャラガーは12回、ジェズスやグリーリッシュとともにサイドを蹂躙しているイメージが強いフォーデンは、5回しかありません。

こうして見ると、ギャラガーのコンスタントなパフォーマンスが目を引きます。負傷で出遅れたフォーデンは、トップフォームを取り戻すのに時間がかかりました。チームと歩調を合わせるように序盤は低調だったスミス・ロウは、4節までのキーパスは4本で、チャンスクリエイトはひとつもありませんでした。

今は、全員がフルスロットルとなり、直近のプレミアリーグ3試合では3人合わせて7ゴール3アシストというハイパフォーマンスです。週末の相手は、ギャラガーがバーンリー、フォーデンはエヴァートンで、スミス・ロウがリヴァプール。将来のイングランド代表を背負って立つ存在になるであろう彼らに、素晴らしいパスワークとサポーターを歓喜させるゴールシーンを期待したいと思います。



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