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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サウジアラビアから好条件オファー!? ロンドンに戻ったオーバメヤンは売却か、残留か?

ひとまず、ほっとしています。コロナウイルス陽性と診断された後、心臓疾患の可能性があると報じられたピエール=エメリク・オーバメヤンの懸念は、どうやらクリアになったようです。ガボン代表としてアフリカネーションズカップでプレイできず、カメルーンからノースロンドンに帰還したストライカーは、ファンのメッセージに感謝の意を表しながら「既に復帰している」と報告しています。

オーバメヤンの最後のプレミアリーグは、先発を外されたエヴァートン戦でした。0-1とリードしていた勝負どころで、マルティネッリをエンケティアという交代策をベンチで見ていたエースは、同点となってから投入されてビッグチャンスを逃しました。その直後、サウサンプトン戦の前にフランスに渡り、帰国が遅れてトレーニングをスキップ。キャプテンマークを剥奪されたまま、現在もチームに合流できずにいます。

アルテタ監督とエドゥTDは、プレミアリーグ128試合68ゴールのストライカーにどんなジャッジを下すのでしょうか。冬のマーケットで売却するのか、しかるべきタイミングでスカッドに戻すのか。「スカイスポーツ」によると、パリ・サンジェルマン、ACミラン、ユヴェントスが彼の状況について照会したとのこと。関心ありと報じられたクラブのなかで、最も本気度が高そうなのは、サウジアラビアのアル・ナスルです。

サウジ・プロフェッショナルリーグを9回制しているクラブは、シーズン終了後に670万ポンド(約10億4000万円)の買い取りオプションが発生するローン移籍をオファーしたと伝えられています。プレミアリーグで4年を過ごしたゴールゲッターが移籍するとなると、最大のネックは週給2500万ポンドといわれる高額サラリーです。

この負担をそっくり吞んでくれるという話なら、アーセナルにとって渡りに船。ドゥシャン・ヴラホヴィッチの獲得やラカゼットに対する残留オファーも、よりスムーズになるはずです。問題はやはり、アルテタ監督のエースに対する評価でしょう。年末の遅刻を許したとしても、プレミアリーグ14試合4ゴールの32歳に復活なしとジャッジすれば、話は一気に進むのではないかと思われます。

5月の晴れやかな空の下で、グーナーに惜しまれながらスパイクを脱ぐと宣言する姿を想像していた者としては、何ともせつない状況です。至近距離からのボレーやフリーのチャンスを逃したのは、メンタルに問題を抱えているからであって、モチベーションを取り戻せば復活すると信じているのですが…。冬のトランスファーマーケットは、残り10日。続報に注目しましょう。


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