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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

前線と中盤は文句なし!? 2021-22シーズン・偏愛的プレミアリーグベスト11【表版】

チャンピオンズリーグのファイナルをもって、2021-22シーズンの全日程が終了しました。マンチェスター・シティがプレミアリーグ連覇を達成し、1ポイント差でリヴァプールと2強のマッチレース。3位チェルシー、4位トッテナム、5位アーセナルと、TOP4争いはロンドン勢の激戦となりました。不振のマンチェスター・ユナイテッドは何とか6位。ヨーロッパリーグでベスト4のウェストハムは、7位に食い込んでECLのチケットを獲得しています。

さて、今回は毎年恒例の「偏愛的プレミアリーグベスト11」をお届けします。近年、これほど悩まずに選べたフロントスリーはありませんでした。左右のウイングは、プレミアリーグ得点王コンビのモー・サラー&ソン・フンミン。23ゴールを決めたサラーは、14アシストでダブルを達成しています。PKを蹴らずにサラーに追いついたソン・フンミンを外すという選択肢はないでしょう。サラーがペースダウンした後、チームを支えたサディオ・マネが気になったぐらいです。


最前線は、ゴール数で機械的に選ぶなら18発のクリスティアーノ・ロナウドですが、後半戦の量産でスパーズをTOP4に押し上げたハリー・ケインは17発に加えて9アシストです。ヌーノの戦術にフィットせず、最初の9試合は1ゴール1アシストと低調でしたが、18節のリヴァプール戦で先制ゴールを記録してからは24試合16ゴール8アシスト。5本のラストパスでソン・フンミンの得点王獲得をサポートしています。

中盤の3人も、デブライネ、ロドリ、メイソン・マウントで文句なしでしょう。デブライネの15ゴールはキャリアハイ。前半戦のアシストゼロには驚かされましたが、年明けから鋭いラストパスが通るようになり、最終節の決勝ゴールを生み出して8本で着地しました。今季プレミアリーグでゴールもアシストも2ケタに乗せたのは、サラーとマウントだけです。

ルカクやヴェルナーがフィットしなかったチームが3位に上がれたのは、11ゴール10アシストのアタッカ―が前線で奮闘したからでしょう。アンカーにはファビーニョとデクラン・ライスがいるのですが、アーセナル戦の決勝ゴールや最終節のヴィラ戦の同点ゴールが印象に残ったロドリを上としました。ペップに動きすぎるなといわれながらの7ゴールは圧巻のひとことです。

最終ラインは、マン・シティの5レーンのキーマンとなったジョアン・カンセロ、ハードマーク、ドリブル突破、ロングシュートでサポーターを盛り上げたリュディガー、最終盤はファン・ダイクよりも安定感があったマティプ、公式戦19アシストのアレクサンダー=アーノルド。GKは、セーブ率No.1だったウルヴスの新守護神ジョゼ・サを素直に選びました。

わかりやすいけどおもしろくないベスト11になってしまったので、次点を挙げて締めることとしましょう。センターフォワードは、ハマーズの速攻のキーマンとなったマイケル・アントニオと、リーグTOPのデュエル284勝でブレントフォードの残留に貢献したイヴァン・トニー。ウイングで名を残したいのは、ザハの2倍となる150回のドリブル成功を記録した異能戦士サン・マクシマンと、11ゴール7アシストのブカヨ・サカです。

インサイドMFは、豊富な運動量で攻守に貢献したマルティン・ウーデゴーア。キーパス76本は、アーノルド、ブルーノ・フェルナンデス、デブライネに次ぐ4位です。アンカーは、レッズのビルドアップに不可欠だったファビーニョを推したいと思います。SBは10アシストのロバートソンと、負傷がなければアーノルドの上をいったかもしれないリース・ジェームズ。CBは、ハードマークが目を引いたブレントフォードのノアゴーアでいかがでしょうか。

GKは、ライバルのエデルソンよりもセーブ率がよかったアリソン・ベッカーと、PK阻止率60%のファビアンスキを残しておきましょう。次回の記事は、若手の活躍が目立ったシーズンということで、「偏愛的プレミアリーグベスト11・U-23バージョン」をお届けします。


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