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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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F.トーレス、アッガーがスペイン移籍!? 相変わらず飛ばしまくるイギリスのタブロイド紙

プレミアリーグ絡みの移籍報道で、イギリスのタブロイド紙「サン」「デイリースター」らがチキンレースのごとく、張り合っています。「サン」がぶち上げたのは、「バルセロナがF.トーレスを22億で獲得意向」。F.トーレスがリヴァプールからチェルシーに移籍したときの移籍金は5000万ポンド(当時のレートで約65億円:実際は非公開)といわれており、それが事実だとすると約3分の1に値下がりしたことになります。記事には年俸は据え置き、とありますが、今の彼に10億以上出すということは「プレミアリーグのクラブに移籍するのでは?」と噂になっているビジャよりF.トーレスのほうが機能する、と踏んでいるのでしょうか。最近はスペイン代表でも目立った活躍をしていないので、この話は眉唾に見えるのですが…。

そして、「デイリースター」は同じバルセロナでも、「リヴァプールのダニエル・アッガー獲得に動く」という報道です。パスセンスのあるデンマーク人DFには、モナコが狙っているという話もありましたね。まだ「ビラノバ監督が望んでいる」という程度の話ですが、アッガーは昨秋、4年の契約更新をしたばかり。キャラガーが引退してシュクルテルに怪しい動きがあるリヴァプールが、この話をのむとは思えません。

いずれにしても、イギリスのタブロイド紙は元気ですね。こういった「飛ばし記事」の大半はニュースソースが怪しいガセネタや誇張なのですが、時々まぐれ当たり(?)があり、その当たりも部分的だったりするのでタチが悪いです。いっそ、すべてハズレなら「なるほど。バルサはアッガーもF.トーレスも獲らないのね」となり、それはそれで情報としてありがたいのですが。

「リヴァプールにいて幸せ」と語っているアッガーの心変わりはあるのか、ないのか。おっと、その前に正式なオファーはなされるのか。少なくとも、「バルセロナはFWとDFがまだ足りないと考えている」のは間違いなさそうです。ネイマールを獲ったとはいえ、ビジャが抜けるとなれば、ペドロとサンチェスでは不安なのでしょう。相変わらずスペインの2強は、浮世離れした払いっぷりのよさを誇っています。こういう話を聞くと、ますます来季はプレミアリーグ勢にビッグイヤーを持って帰ってきてほしい、と熱く血がたぎります。永遠のライバル、マンチェスター・シティがチャンピオンズリーグを獲っても、相手がマドリードやバルセロナならガッツポーズしてしまいそうです。少し、複雑ですが。(写真著作者/rayand)

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