2024.03.29 選手トピックス
決戦の最注目ポイントは絶対的なアンカー対決。ロドリVSデクラン・ライス、スタッツ徹底比較!
日曜日の決戦まで、いよいよあと2日。プレミアリーグ4連覇をめざすマンチェスター・シティと、首位に立ったアーセナルのシックスポインターはどちらが勝つのでしょうか。私の最注目ポイントは、チームに欠かせないアンカーの対決です。ロドリゴ・エルナンデスとデクラン・ライス。両者ともに、今季プレミアリーグで6ゴール5アシストを記録しています。
トロフィーの行方を左右する最高のゲームを盛り上げるべく、2人のパフォーマンスを徹底的に比較してみましょう。「どちらが影響力が高いか」と問われれば、即答でロドリです。2019年にアトレティコ・マドリードから移籍したセントラルMFは、今季プレミアリーグで25試合に出場し、19勝6分と無敗続行。マン・シティの3敗は、いずれもロドリ不在のゲームです。
一方、移籍金1億500万ポンドでウェストハムから加わったデクラン・ライスは、プレミアリーグ全試合先発で20勝4分4敗。トーマスとジョルジーニョがいるチームは、41番を左のインサイドで起用するオプションがありますが、カルヴァン・フィリップスが機能しなかったチームのアンカーは完全固定です。
ここからは、両者のスタッツを紹介します。「スカイスポーツ」のアダム・スミス記者が「プレミアリーグのパスマスター」と絶賛するロドリは、タッチ2989回、パス成功2428本、ファイナルサードへのパス729本、ボックスの外からの3発がすべてリーグTOP。1試合あたりのロングフィード7.0本はGKを除けば1位で、5.5本のファビアン・シェアを大きく引き離しています。
デクラン・ライスの魅力を言葉にすると、「前進力」でしょうか。ボールキャリー588回はリーグ3位、走行距離304㎞は4位、インターセプト35回はMFの6位。セットピースでの4アシストは、ロドリにはない武器です。クロス37本もロドリの8本を上回っており、タックル数も55対54で勝利。パスに関する数字は劣るものの、プレーエリアの広さと守備は負けていません。
それぞれの好きなプレイを挙げるなら、ロドリは左サイドからボックス右に落とす絶妙なフィード。デクラン・ライスは、左から一気に前線に迫るロングドリブルです。舞台がエティハドとなれば、ホームチームがロドリを中心にパスを左右に散らし、アウェイチームはセンターで奪ったらすかさず速攻という展開になりそうです。
昨年2月のスパーズ戦以来、13ヵ月の長きに渡ってプレミアリーグで負け知らずのスペイン代表が、ガナーズを翻弄して首位から引きずり下ろすのか。ピッチのどこにでも顔を出す疲れ知らずのイングランド代表がパスワークを封じ、リーグ9連勝で首位をキープするのか。コミュニティシールドはPK戦でガナーズ、エミレーツは1-0でガナーズ、3度めの対決は…?
トロフィーの行方を左右する最高のゲームを盛り上げるべく、2人のパフォーマンスを徹底的に比較してみましょう。「どちらが影響力が高いか」と問われれば、即答でロドリです。2019年にアトレティコ・マドリードから移籍したセントラルMFは、今季プレミアリーグで25試合に出場し、19勝6分と無敗続行。マン・シティの3敗は、いずれもロドリ不在のゲームです。
一方、移籍金1億500万ポンドでウェストハムから加わったデクラン・ライスは、プレミアリーグ全試合先発で20勝4分4敗。トーマスとジョルジーニョがいるチームは、41番を左のインサイドで起用するオプションがありますが、カルヴァン・フィリップスが機能しなかったチームのアンカーは完全固定です。
ここからは、両者のスタッツを紹介します。「スカイスポーツ」のアダム・スミス記者が「プレミアリーグのパスマスター」と絶賛するロドリは、タッチ2989回、パス成功2428本、ファイナルサードへのパス729本、ボックスの外からの3発がすべてリーグTOP。1試合あたりのロングフィード7.0本はGKを除けば1位で、5.5本のファビアン・シェアを大きく引き離しています。
デクラン・ライスの魅力を言葉にすると、「前進力」でしょうか。ボールキャリー588回はリーグ3位、走行距離304㎞は4位、インターセプト35回はMFの6位。セットピースでの4アシストは、ロドリにはない武器です。クロス37本もロドリの8本を上回っており、タックル数も55対54で勝利。パスに関する数字は劣るものの、プレーエリアの広さと守備は負けていません。
それぞれの好きなプレイを挙げるなら、ロドリは左サイドからボックス右に落とす絶妙なフィード。デクラン・ライスは、左から一気に前線に迫るロングドリブルです。舞台がエティハドとなれば、ホームチームがロドリを中心にパスを左右に散らし、アウェイチームはセンターで奪ったらすかさず速攻という展開になりそうです。
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