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ドゥブラフカ獲得、正GKはキンスキー、ヴィカーリオは退団濃厚…スパーズGKの驚くべき逆転劇!

「トッテナム・ホットスパーは、GKのマルティン・ドゥブラフカの獲得の手続きを完了した。『アスレティック』は火曜日に、スパーズがドゥブラフカの獲得に向けて交渉を最終段階に進めていると報じ、水曜日にクラブが入団を正式に発表している。37歳のドゥブラフカは、バーンリーが今月末で契約満了に伴い退団すると発表し、フリーエージェントとなっていた」

スパーズが獲得した新たなGKについて、「アスレティック」のセバスチャン・スタッフォード=ブロー記者が速報を配信しました。ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、バーンリーで8年を過ごしたベテランの入団は、地味なニュースです。記事のタイトルを見ただけで、スルーした人も多いでしょう。来季はヴィカーリオ、キンスキー、ドゥブラフカでいくのか、と。

しかし実際に記事に目を通してみると、重要なことが書いてありました。「トッテナムにおけるヴィカーリオの将来は不透明で、正GKの座を引き継ぐ候補はキンスキーとなっている。アカデミー出身のブランドン・オースティンは第3GKとなる」。CLのアトレティコ・マドリード戦で「悪夢の17分」を過ごしたチェコのU-21代表GKは、レギュラーポジションを奪取したようです。

エスタディオ・メトロポリターノのファーストレグで、ヴィカーリオに代わってゴールマウスに抜擢された22歳のGKは、開始6分に絶望的なトラブルに見舞われました。前線に蹴り出そうとして、痛恨のスリップ。ボックスの入り口で拾ったルックマンが右に流すと、フリアン・アルバレスからマルコス・ジョレンテにつながり、イージーなシュートが左隅に決まりました。

2度めの失態は、追加点を決められたばかりだった15分。ファン・デ・フェンのバックパスを受けたキンスキーは、左足のダイレクトパスをミスしてフリアン・アルバレスにカットされると、うつ伏せに倒れ込んで起き上がれませんでした。トゥドール監督は、自らの人選ミスではなくGKの責任とアピールするかのように、17分にヴィカーリオを投入しています。

あまりにも厳しかったCLデビュー。今季限りでスパーズを離れると思ったファンも多かったのではないかと思われます。失意のGKを救ったのは、2週間後に就任したロベルト・デ・ゼルビでした。ヴィカーリオが負傷したため、キンスキーを最後方に配した新監督は、チームを救うビッグセーブ連発を称え、正GKが復帰したラスト2試合も先発で起用し続けました。

2023年にエンポリから移籍したヴィカーリオは、リーグ屈指のショットストッパーと評された時期もあったのですが、プレミアリーグで過ごした3年のセーブ率は15位、16位、20位。4月にヘルニアの手術を受け、チームに戻ったとき、自らの立ち位置が変わったのを察したのでしょう。現在はセリエAへの復帰を希望しており、ユーヴェとナポリのターゲットになっているようです。

キンスキーの契約延長交渉をレポートした「アスレティック」のジェイ・ハリス記者は、スパーズの2人のGKについて「驚くべき逆転劇」といっています。わずか3ヵ月で、「重要な一戦を壊した戦犯」から「チームをプレミアリーグ残留に導いたヒーロー」へ。自らの力と環境の変化と、幸運によって道を切り開いた若き守護神を称えたいと思います。


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