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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

2017年の主役はペップ&ハリー・ケイン! 「BBC」が選んだプレミアリーグおもしろスタッツ大集合!

本日はボクシングデーです。みなさま、徹夜の用意は万全でしょうか。日本は平日ですが、あちらは休日で、「プレミアリーグは眠らない」とでもキャッチコピーをつけたくなる怒涛のミッドウィーク3連続ライブが楽しめる1日です。21時30分よりトッテナムVSサウサンプトン、24時からはマンチェスター・ユナイテッドVSバーンリーかチェルシーVSブライトン、深夜2時30分にリヴァプールVSスウォンジーというのが本日のメインストリートでしょう。2017年も、残り2節となりました。イギリスメディア「BBC」が、この1年を通じた素晴らしいレコードと直近のおもしろい数字を取り混ぜたスタッツ特集を掲載しています。

2017年の主役は、やはりペップ・グアルディオラのチームです。プレミアリーグの「今年の漢字」を選ぶなら、ぶっちぎりの首位チームのクラブ名にちなんで「街」とするのがいいのではないでしょうか。19節でボーンマスに4-0で勝ち、プレミアリーグの連勝記録を17に伸ばしたマンチェスター・シティは、年間100ゴールを達成。この記録は、1982年に当時欧州最強だったリヴァプールが叩き出した106以来の快挙です。2位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点13差は、クリスマスまでについたギャップとしては史上最大だそうです。近年、TOP6といわれるようになっていたプレミアリーグは、あっという間にワントップで2列めが5枚というフォーメーションに変わってしまいました。「BBC」は、ラヒム・スターリングがチェリーズ戦で5試合7ゴールという出色の記録を残したと添えています。

ベストチームがマン・シティなら、ベストプレーヤーはハリー・ケインでしょう。2017年のプレミアリーグで積み重ねた36ゴールは、アラン・シアラーと肩を並べる堂々のタイレコード。スパーズは21節のゲームが年明けにスライドとなるため、年内はボクシングデーがラストマッチですが、ここで1発決めれば単独トップに躍り出ます。プレミアリーグの炎上芸人(?)ガリー・リネカーさんが、シアラーの写真とともに「ハットトリックのケインがシアラーの記録に並んだ。彼のために喜んでいるふりをしている写真がコレ」といじっておりましたが、本日の夜、歴代1位の260ゴールという記録も持つレジェンドは、本当に喜んでいるふりをしなければならなくなるのでしょうか。最近、失点に直接絡むことが増えている吉田麻也は、何度もリプレイされるシーンに映り込まないように気をつけてほしいものです。クラブレベルで年間46ゴールを叩き込んだハリー・ケインを超えるのは、50ゴールのカヴァーニとメッシだけだそうです。

その他個人記録では、ジェイミー・ヴァーディーがレスターの選手として初めての50ゴールという数字を残しています。3-3というスリリングなゲームとなったアーセナルVSリヴァプールで、フィリペ・コウチーニョがプレミアリーグで53発めのゴールを決めましたが、何とこれが初のヘディングシュート。「WBAのサロモン・ロンドンはアウェイのストークとの3ゲームすべてでゴール」という細かすぎて伝わらないレコードまで掲載されていますが、さておき。クラブ記録に目を移すと、「バーンリーは先制された試合で47試合連続未勝利(9分38敗)」「クリスタル・パレスは8戦連続負けなし、WBAは2015-16シーズンのアストン・ヴィラの19に迫る17戦連続勝利なし」「ウェストハムは直近5つのPKのうち3つを失敗しているが、すべて異なる選手(ノーブル、ランシーニ、アイェウ)」といったあたりがなかなかおもしろい記録です。書きながら、盛り上がってまいりました。何しろ本日は、プレミアリーグ名物のボクシングデーです。

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