復帰からわずか4試合…ケヴィン・デブライネ、無念の再リタイア!
2016-17シーズンのプレミアリーグで36試合6ゴール18アシスト。2017-18シーズンは、37試合7ゴール16アシスト。2年連続でプレミアリーグのアシスト王に輝いたデブライネは、チャンピオンズリーグでも2シーズンで14試合に出場しており、ペップのサッカーに欠かせない存在でした。2年のフル稼働に加えて、3位決定戦に進出したワールドカップロシア大会でも6試合に出場。短いバカンスから戻ってきた司令塔は、本調子からはほど遠く、アーセナルとの開幕戦は60分からの登場でした。負傷は純粋なアクシデントだったのか、勤続疲労が遠因か、あるいはコンディショニングの失敗か。今季はゴールもアシストもない17番は、年明けからの後半戦にすべてを賭けることになりそうです。
デブライネ抜きでも8勝2分27ゴールと、文句なしの数字で首位に立っているマンチェスター・シティは、ベルナルド・シウヴァとダヴィド・シルヴァが元気であれば、クリスマスまではプレーメイカーの穴を埋められるでしょう。懸念は、年末年始のタイトなスケジュールです。デブライネが調子を上げるのに時間がかかり、ベテランのダヴィド・シルヴァに負荷をかけられなくなると、ペップは難しい選択を強いられます。ギュンドアン、フィル・フォーデン、ジンチェンコ、ベルナルド・シウヴァ、デルフと頭数は揃っているものの、ギュンドアンは負傷がちで、デルフに創造性は期待できず、ジンチェンコはビッグ6が相手となると不安を拭えません。カラバオカップでベスト8に進出し、忙しい1月を迎えることになりそうなチームは、取りこぼしなしで走り切ることができるでしょうか。バイエルン時代に何度も大量離脱に苦しんでいたペップが、選手の状態の見極めを誤れば、リヴァプールやチェルシーの後塵を拝することにもなりかねません。
ベルギー代表でデブライネとともに奮闘したアザールも、出遅れスタート&負傷離脱。フェライニとフェルトンゲンもケガに見舞われ、ルカクはここまでシュート20本と昨季とは別人のような数字しか残せていません。ベルギー勢が苦しむなか、セットプレーを活かしてワールドカップを勝ち進んだイングランドは省エネだったのか、ようやく戻ってきたデル・アリ以外は軽傷の選手が多少いるぐらいです。それにしても、ハリー・ケインは化け物ですね。4シーズン連続でプレミアリーグ30試合出場を達成し、ゴール数は21、25、29、30と毎年自己ベスト。6試合に出場したワールドカップで得点王に輝いた後、今季のスパーズでも9試合5ゴールとまずまずです。
デブライネよりも走らないポジションですが、デブライネよりも削られる役割を担っているフィジカルモンスターは、5季連続30試合出場を果たしてくれるでしょうか。ベㇲトメンバーのガチンコ勝負を愉しみたいプレミアリーグファンとして、チームの大黒柱の離脱がこれ以上ないことを祈っております。ケヴィン・デブライネの早い復帰と、後半戦の活躍を期待しています。とはいえ、決して無理はなさらぬよう。
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更新有難うございます。
コンディションが上がらず、ちょっと焦って無理をしたのかもしれません。
今度こそしっかり治すしかないです。他の若手に頑張ってもらうしかないですね。
ベルナルド・シルバ、ギュンドアンが奮闘してくれれば。
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怪我の原因は無理をしたとかそういうものではなくフォスメンサーにのしかかられたからではないでしょうか。
直接的にはフォス=メンサーのしりもちだったのですが、あれで靭帯をやるとは想像してませんでした。痛いですね…