彼が最後に抜かれたのは…PFA年間最優秀選手に輝いたファン・ダイクの超絶スタッツまとめ!
プレミアリーグ2018-19シーズンのPFA年間最優秀選手は、大方の予想通りヴィルジル・ファン・ダイクでした。最大のライバルと目されたマン・シティのラヒム・スターリングは、若手の最優秀選手を受賞。プレミアリーグ20ゴールのセルヒオ・アグエロや、16ゴール13アシストのエデン・アザールまで抑えてのトロフィー獲得は素晴らしいのひとことです。DFとしては、2004-05シーズンのジョン・テリー以来14年ぶり。昨季のモハメド・サラーに続き、2年連続でリヴァプールの選手が栄誉に輝くことになりました。
リヴァプールの公式サイトが、プレミアリーグにおけるDFの史上最高額となる7500万ポンドで獲得した大黒柱のスタッツを紹介しています。公式戦の出場時間は4015分、プレミアリーグは3215分。6節のサウサンプトン戦で肋骨を痛め、リタイアした後の35分以外はリーグ戦で彼がいない時間はありませんでした。ボールタッチ3262回は、ジョルジーニョ&アスピリクエタのチェルシーコンビに続く3位。パス本数2847本は、ジョルジーニョに次ぐ2位に入っています。
公式戦におけるクリアは240本で、コンビを組むマティプの92本の2倍以上。プレミアリーグでは183本のクリアを記録し、ビッグ6のDFではNo.1です。空中戦の勝利数170回はTOP5にランクインしており、勝率76.2%は今季プレミアリーグで堂々の1位です。アリソンやアーノルド、マティプ、ロバートソンらとともに積み上げたクリーンシートは公式戦23試合、国内リーグ20試合。1試合あたりの失点は0.56とプレミアリーグ最少です。
クロップ監督は、カラバオカップとFAカップをファン・ダイク抜きで戦っているのですが、前者はチェルシーに1-2、後者はウルヴスに2-1であっさり敗退しています。想像すると怖ろしくなってきますが、もしオランダ代表キャプテンがいなかったら、リヴァプールはマン・シティの独走を許してCL出場権争いに巻き込まれていたのではないでしょうか。多大なる貢献は堅守と前線へのフィードのみにあらず、チャンピオンズリーグで2ゴール2アシスト、プレミアリーグで3ゴール2アシスト。マティプのオウンゴールを帳消しにしたバイエルン戦の決勝ヘッドは、今季の欧州を語るうえで大きなターニングポイントでした。
さあ、いよいよ最後のスタッツを紹介しましょう。ファン・ダイクの偉業を物語る最高の数字は、「プレミアリーグにおいて、45試合連続でドリブルで抜かれたことがない」でしょう。彼を最後に抜き去ったのは、昨季プレミアリーグの29節で当たったニューカッスルのミケル・メリーノ。ボックス脇でかわされたこのシーンは失点にはつながっておらず、レッズは2-0で勝利しています。「BBC」によると、2018-19シーズンに2000分以上出場した選手で、ファン・ダイクに続いて抜かれた回数が少ないのは、ニューカッスルのラッセルズが3回、ダヴィド・ルイス5回、クック、マグワイア、スモーリングが6回。ゼロがいかに凄いことなのかが、これらのデータを見てもよくわかります。
PFA年間最優秀選手、おめでとうございます!ライバルクラブの選手の表彰なのに、気を抜くと涙腺が緩んでしまうのは、「CBひとりでこれだけチームが変わるんだ…!」という感動をリアルタイムで味わわせてくれた稀有なプレーヤーだからでしょう。今季のリヴァプールから3ゴールを挙げたのは、4-3で撃ち合いに屈したクリスタル・パレスのみです。カンプ・ノウで待つバルセロナは、2つめのチームになるのでしょうか。ファン・ダイクの統率力と判断力の素晴らしさに魅了された私は、今季こそはスペインの強豪を完封して欧州の頂点に立っていただきたいと切に祈っています。水曜日も、ぜひメッシを止めてくださいね!
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これだけの時間プレーしてパフォーマンスが落ちないのは、やはり「簡単にプレーする」からなんでしょうね。
右利きの左CBとしても貴重ですし、的確なポジショニングに集中力や統率力、高さ早さ上手さ全部持っていて本当に最高のディールだったと思います。
コウチーニョマネーで入れ替わったダイクがレッズを勝たせてくれるか、バルサ戦が楽しみです。
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吉田のチームメイトだった奴だな
吉田も頑張れよ
更新ありがとうございます!このテーマを待ってました。
昨シーズン、夏のレッズ移籍が破談になった後、ダイクが調子崩しました(よね?)、今となっては嘘みたいですが。メンタルにムラがあるのかと思ったらとんでもない。パフォーマンスも振る舞いも最高のプロフェッショナルです。
おめでとうファンダイク!