PK以外ではわずか1ゴール…結果を出せないマーカス・ラシュフォードのウィークポイント。
昨季プレミアリーグで13ゴール9アシストのポグバと、絶対的守護神デ・ヘアを欠いたマンチェスター・ユナイテッドが、日曜日にオールド・トラフォードに全勝リヴァプールを迎えます。「自らの改善のみに集中するべき」と、Twitterでメッセージを配信したマーカス・ラシュフォードは、チームと自身をストレスから解放するゴールを決めることができるでしょうか。プレミアリーグ通算119試合30ゴール16アシストのストライカーは、ルカクを押しのけて中央でプレイする以上は、得点王を争えるレベルまでステップアップしなければなりません。
タミー・アブラハムとセルヒオ・アグエロは、8戦8発のロケットスタート。7発ゲットのオーバメヤンがいなければ、アーセナルも下位に沈んでいたでしょう。8月の沈黙が恒例となっているハリー・ケインも5ゴールを決めており、サラー、マネ、フィルミーノの最強3トップは12本のシュートをネットに突き刺しています。プレミアリーグやチャンピオンズリーグを制するには、ストライカーの決定力は必須アイテムですが、チェルシーとの開幕戦で2ゴールと幸先いいスタートを切ったラシュフォードは、8試合3ゴールというもの足りない数字に留まっています。
3つのうち2つはPK。ラインの裏への飛び出しや得意のミドルが決まらず、クリスタル・パレス戦ではPKを左のポストに当ててホーム敗戦の原因となってしまいました。先に挙げたライバルクラブのストライカーたちは、タミー・アブラハムの15本を筆頭に全員がオンターゲット9本以上を記録しているのですが、ラシュフォードはPK2本を含む7本。ビッグチャンスにおけるミス3回も、ハリー・ケイン(ゼロ!)を除く6人より少なく、「チャンスを創れず、枠に打てていない」状態が続いています。
ドライブとフラットを使い分ける右足の強烈なシュートと、縦に抜けるスピードはプレミアリーグでもトップクラスなのですが、CBとの駆け引きとスペースをいち早く見つける判断力がウィークポイントです。ファン・ハール監督に見出され、ワントップでプレイしたのは3ヵ月のみ。モウリーニョ時代は左サイドにまわされていたため、最前線のプレーヤーに必要な動きを体得する時間が少ないまま、持ち前のセンスのみで戦っている印象があります。昨年の12月にスールシャール監督によってトップに戻されてからは、スピードを活かして8戦6発と爆発したのですが、相手に引かれるとミドルシュートしか打つ手がなくなります。
ラシュフォードが本格的なストライカーとして開眼するためには、ニアでCBに先着するアグエロや、ファーでフリーになるオーバメヤンの動きを学ぶ必要があるでしょう。プレミアリーグ13位の9発とゴール欠乏症に陥っているマンチェスター・ユナイテッドですが、クロス153本はオーバメヤンやタミー・アブラハムのチームを上回り、トッテナムと1本差のリーグ7位と決して少なくはありません。キックの精度と、ストライカーやウインガーが中に入るタイミングが向上すれば、カウンターに頼らず勝てるようになるはずです。
逆の見方をすれば、ラシュフォードは「ビッグクラブのなかで、最も成長余力があるストライカー」なのかもしれません。まだ21歳。この夏ブレイクしたタミー・アブラハム(10月2日で22歳)と同い年です。いずれはマン・ユナイテッドを背負って立つ存在になると信じています。リヴァプール戦では、久々のゴールを期待し…ファン・ダイクとマティプですか。きついですね。勝負はまだまだ先ですので、期待しすぎず、応援しようと思っております。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
年齢を考えればまだまだ若く、特にキックに関してはキレのあるシュートなど凄いと思うんですが現時点での彼は好きになれない選手です
周りを活かすまたは活かされるようなプレーがほとんど無くラッシュフォード自身のプレーで全て終わってしまう印象があります
前線でのポストプレーは期待できず前からのプレスや戻っての守備を積極的にこなすわけでもない、ドリブルに関してもスピード頼り。
1シーズン通してレギュラーとして戦ったことがなく結果を残したわけでもないラッシュフォードをチームの柱として計算して、チームの他のプレイヤーを活かせてなおかつラッシュフォード以上にゴールをきめ、年間を通しての実績もあるルカクをあっさり放出したのは本当に疑問です。
ご指摘されているエリア内でシュートを打てるポジショニングを取れるかが、今のただ試合に出ている状態で伸びていくのか疑問な所もあります。
スターリングもリバプール時代は自分勝手なプレーが多いイメージでしたが、シティにきてペップによってまるで別人のように改善され今では奪われた後の守備やシュートポジションにつく部分もストロングポイントとなって明確にプレースタイルは変わっていますし
クロスに関して左は左利きのショーがおらず1列前のジェームズのクロスはゴールラインを割るシーンが目立ち、右のワンビサカは守備は鉄壁ですが攻撃性能に課題を持った選手なので良質なクロスを期待するのもなかなか難しいんですよね、ユナイテッドは、、