イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ありがとうタウンゼント、スターリング、そしてNANDO’S!ヤヌザイに続々と支援の声が!

美しき哉、プレミアリーグ!アドナン・ヤヌザイが、デートで駐車場代を女性に払ってもらい、彼女のタクシー代を渋っために別れたというニュースの続報です。私はこの件について、「ヤヌザイを全面的に支持」とし、すっぱ抜いたイギリス紙「サン」とひどい見出しをつけた日刊スポーツに遺憾の意を表明したわけですが、昨日さまざまなマスコミで、このニュースに対するリアクションが紹介されていました。まずは、日刊スポーツの記事について、ひとこといいたいです。彼らはまたしても、

25歳の女子学生に「こんなせこいデートは初めて」とドケチぶりを暴露されたヤヌザイ

などと書いています。この話は、「ヤヌザイ=ドケチ」ではなく、「ヤヌザイ=フツーの18歳=女性に”せこい”といういわれなきレッテルを貼られた」ということだと私は主張しているのですが、彼らは「ドケチぶりを暴露された」と、さもヤヌザイがケチだということが事実であるかのように表現しています。ここは大事なところなので、いま一度、声を大にしていいましょう。

ヤヌザイは、払いたくない金を払わないといっただけで、ケチじゃありませんから!

…ふう。これはこれでいいでしょう。そして昨日知ったのですが、各方面で「ヤヌザイ支持」を表明する方々がいるようで、何よりもうれしいのは、プレミアリーグのライバルチームに所属する選手たちが、続々とヤヌザイを応援するメッセージを打ち出していること。プレミアリーグでともに戦う「同志」を支えんとする、クラブを超えた若手選手たちの団結と友情は、美しいのひとことであります。

アンドロス・タウンゼント(トッテナムMF/22歳)
Nandos was too classy for her!
NANDO’Sは彼女にとって高級すぎたね。

ラヒム・スターリング(リヴァプールMF/19歳)
Girl if you wanted a extra piece chicken should of just asked.
女子は、チキンをもうひとつ食べたかったら、ちゃんとねだらないと。

タウンゼントもスターリングも、ちょっとシャレがきいててかわいいですね!彼らの才能については、私は常からリスペクトしていますが、ツイッターにUPされたこれらのメッセージをみて、ますます好きになってしまいました。ありがとう、アンドロス、ラヒム!

そして、今回ヤヌザイが訪れたNANDO’Sは、社長の鶴の一声で「次のデートでもぜひウチを使ってくださいね!」と、50ポンド(8700円)の食事券を贈ったそうです。これもまた、素晴らしい!何よりも、50ポンドというのがいいですね。大げさな額になると、とたんに話がいやらしくなるところです。さすが、商売人。機を見るに敏であり、物事の相場観をわかってます。これらの心温まる話を聞いて、すっかり溜飲が下がったところで、もう終わりにしてもいいのですが、最後にひとつだけ。

「ヤヌザイの初めてのデート」と書いている方がいますが、これはあくまでも「ヤヌザイのメリッサ嬢との初めてのデート」ですから!

…何だか悪ノリが過ぎたようで、ヤヌザイのマネージャーか親類縁者のようになってきました。すみません。そろそろやめましょう。この稿は、プレミアリーグの若手くんたちにお礼がいいたかっただけなのですが、「なぜ彼らにお礼をいいたいのか」がはっきりしないまま、記事を書くから自分の立ち位置がわからなくなるんですね。というわけで、ひとまず退散します。みなさん、イギリスへお越しの際は、チキンがおいしいNANDO’Sへ!(これもまた立ち位置不明)

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“ありがとうタウンゼント、スターリング、そしてNANDO’S!ヤヌザイに続々と支援の声が!” への2件のフィードバック

  1. スパーズ推し より:

    結果は惨敗でございました(笑)
    シティの優勝争いにブーストをかけた気がして、プレミア各チームには大変申し訳ないです^^;

    ダニーローズの件について
    この判定についてはかなり騒がしくなっている気がしますので、僕の見解を述べさせていただきます

    結論から言って、僕はローズを全面的に擁護します
    ただし、この判定は試合結果には影響しなかったと見ます
    ですが、内容には限りなく大きな影響を与えました

    ローズのチャレンジは明らかに正当なもので、与えられたジャッジはプレーに対して不当なものだったと言わざるを得ません

    誤審をした主審を非難するつもりは毛頭ありませんが
    審判団が誠意を示すならば、ローズの次戦出場停止は撤回されるべきだと強く申し上げます

    話を戻しますが、ホームでの大敗でしたが、僕はこれをあまり悲観していません

    今のシティとスパーズが戦えば劣勢になるのは試合前から分かっていましたし
    その中でも度々輝いたエリクセンとアデバには今後、大いに期待できます

    何より、フェルトンゲン、パウリーニョ、サンドロと主力選手が次々と復帰したことのプラスが大きいです
    次節、この敗北の悪い流れを勝利で断ち切ることができれば、まだまだレッズには追撃可能です
    むしろ、僕として怖いのは後ろから迫ってくるユナイテッド
    オランダ人がいる時のあのチームは全く侮れません

    ただ、マンチェスターの両雄とはもう戦わないんですよね(笑)
    この事実をもって、僕はかなり楽観しています
    あの化け物が他チームを食い荒らす様を傍観できる立場に変わった訳ですからね(笑)
    特に、マージーサイドの2チーム、ユナイテッド、レッズは怪物との直接対決がありますからね

    シアターオブドリームスは
    悪夢の劇場に変わるかもしれませんよ?(笑)
    我々の教訓を活かし、是非お気をつけ下さいね^^;

  2. makoto より:

    スパーズ推しさん>
    まったく同感です。ローズの出場停止は納得感がないですね。トッテナムは、手痛いケガ人さえ出なければ、今後よくはなっても悪くははならないでしょう。エリクセンのプレースキックは凄いですね。あれがあるだけでも、いつ点を獲られるかわからない恐怖が増幅します。

    マンチェスターダービーについては、夜な夜な悪夢にうなされ続けたので、悪夢の劇場というよりは、夜突きつけられた悪夢が現実となる「正夢の劇場」という趣かもしれません(苦笑)。チェルシー戦のウエストハムみたいに、ゴール前に引きこもりますか。ファン・ペルシはヘッドが強く、ルーニーはボールをさらうのがうまいので、こっちのゴール前でもワールドクラスのFW2人はいい仕事をするでしょう。

コメントを残す