補強ゼロでもOK!?クロップ監督の下でブレイクしそうな5人のヤングスターに注目!
プレミアリーグが再開に向かっているというニュースが連日報じられている一方で、「2020-21シーズンがすべて無観客試合になる」「いくつかのトーナメントが中止される」という噂が囁かれています。これらが現実となれば、マッチデイ収入やテレビ放映権料の大幅ダウンは必至。リヴァプールに移籍するはずと報じられているティモ・ヴェルナーも、ライプツィヒ残留を余儀なくされるかもしれません。プレミアリーグに所属するすべてのクラブが、補強を諦めざるをえなくなったら、2020-21シーズンを制するのはどこでしょうか。「現在の完成度×若手の伸びしろ」と考えると、やはりリヴァプールがポールポジションにいるのではないかと思います。
「リヴァプールは、2年連続で即戦力補強ゼロとなるかもしれない」と報じている「ミラー」が、クロップ監督が5人の若手を抜擢する可能性があるとレポートしています。「5 Liverpool youngsters set to benefit from Reds’ lack of summer transfer moves(リヴァプールのヤングスター5人は、レッズの夏の移籍がなくなる恩恵を受ける)」と題された記事が紹介しているのは、カーティス・ジョーンズ、ネコ・ウィリアムズ、ハーヴェイ・エリオット、リアム・ブリュースター、ヤセル・ラローチといったU-20の逸材たちです。
アカデミー育ちのカーティス・ジョーンズは、夏にチームを去るといわれているアダム・ララナの後継者として期待されています。アーセナル相手に5-5の乱戦となった10月のカラバオカップ4回戦で、公式戦初ゴール。FAカップ3回戦のマージーサイドダービーで2発めを決めると、続く4回戦のシュルーズベリー戦で連発し、チーム内での存在感を高めています。23歳以下の選手が鎬を削るプレミアリーグ2で14試合9ゴール5アシスト、FAユースカップで4戦5発と得点力の高さを誇示しており、20歳以下では最も出番が増えそうなブレイク候補です。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとポジションを争うのは、デブライネをベンチに追いやるのと同じぐらい大変そうですが、19歳になったばかりのネコ・ウィリアムズもファーストチームで通用するタレントです。こちらも、FAカップ3回戦でエヴァートン相手に健闘。以来、この大会ではレギュラーとなり、トータル4試合に出場しています。攻撃センスと的確なパスは、アーノルドを見慣れていなければ、もっと評価されていたでしょう。2020-21シーズンは、プレミアリーグでも出場機会を得られるのではないでしょうか。
昨年の夏に加わったハーヴェイ・エリオットは、フラムにいたとき、16歳60日というプレミアリーグ最年少出場記録を打ち立てています。右サイドから仕掛けるドリブラーは、モー・サラーという高い壁に阻まれ、19-20シーズンはFAカップとカラバオカップで6試合ノーゴールという数字に留まっています。17歳に目に見える結果を要求するのは酷ですが、意外性のあるパスや縦へのスピードを見ると、「もっとやれるのに…」とつぶやいてしまいます。再開後のプレミアリーグで早期に優勝が決まれば、南野拓実とともに出番を与えられるのではないでしょうか。そこで爪痕を残していただき、来季はスーパーサブとしてアダマ・トラオレのような脅威になるのを期待しましょう。
前線の注目株としては、リアム・ブリュースターのほうが3つ年上ですが、こちらは負傷リタイアが多く、スウォンジーにレンタルされた今季のチャンピオンシップで11戦4ゴールとようやく上がり目が感じられるようになりました。「ミラー」は、「ヴェルナー獲得が見送りとなればチャンス到来」としていますが、U-17ワールドカップの得点王といえども、南野、オリギ、エリオットを差し置いてプレミアリーグのピッチに立つのは難しいのではないかと思われます。2020-21シーズンは、今季のカーティス・ジョーンズのように国内カップで結果を残すのが目標となるでしょう。
ロバートソンがひとりで責任を背負っている左SBには、ヤセル・ラローチという原石がいます。19歳になったアルジェリア出身のヤングスターは、ウイングから降りてきた選手で、攻撃力の高さがセールスポイントです。期待のラインナップのなかに、ゼップ・ファン・デン・ベルフやキ=ヤナ・フーフェルといった10代のCBがいないのは、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプ、デヤン・ロブレンの壁があまりにも厚いからでしょうか。
こうして若手を並べてみると、負傷が多いヘンダーソンや34歳になったミルナーのバックアッパーが薄いのが気になりますが、マルコ・グルイッチのレンタルバックという奥の手があるかもしれません。私の推しは、カーティス・ジョーンズとネコ・ウィリアムズ。リーグ1(3部相当)のオックスフォード・ユナイテッドにレンタルされていたベン・ウッドバーンへの期待も捨てきれず、両足骨折を克服して以前のパフォーマンスを見せてほしいと願っているのですが…。今季がどういう着地だったとしても、来季のリヴァプールも楽しみです。
「リヴァプールは、2年連続で即戦力補強ゼロとなるかもしれない」と報じている「ミラー」が、クロップ監督が5人の若手を抜擢する可能性があるとレポートしています。「5 Liverpool youngsters set to benefit from Reds’ lack of summer transfer moves(リヴァプールのヤングスター5人は、レッズの夏の移籍がなくなる恩恵を受ける)」と題された記事が紹介しているのは、カーティス・ジョーンズ、ネコ・ウィリアムズ、ハーヴェイ・エリオット、リアム・ブリュースター、ヤセル・ラローチといったU-20の逸材たちです。
アカデミー育ちのカーティス・ジョーンズは、夏にチームを去るといわれているアダム・ララナの後継者として期待されています。アーセナル相手に5-5の乱戦となった10月のカラバオカップ4回戦で、公式戦初ゴール。FAカップ3回戦のマージーサイドダービーで2発めを決めると、続く4回戦のシュルーズベリー戦で連発し、チーム内での存在感を高めています。23歳以下の選手が鎬を削るプレミアリーグ2で14試合9ゴール5アシスト、FAユースカップで4戦5発と得点力の高さを誇示しており、20歳以下では最も出番が増えそうなブレイク候補です。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとポジションを争うのは、デブライネをベンチに追いやるのと同じぐらい大変そうですが、19歳になったばかりのネコ・ウィリアムズもファーストチームで通用するタレントです。こちらも、FAカップ3回戦でエヴァートン相手に健闘。以来、この大会ではレギュラーとなり、トータル4試合に出場しています。攻撃センスと的確なパスは、アーノルドを見慣れていなければ、もっと評価されていたでしょう。2020-21シーズンは、プレミアリーグでも出場機会を得られるのではないでしょうか。
昨年の夏に加わったハーヴェイ・エリオットは、フラムにいたとき、16歳60日というプレミアリーグ最年少出場記録を打ち立てています。右サイドから仕掛けるドリブラーは、モー・サラーという高い壁に阻まれ、19-20シーズンはFAカップとカラバオカップで6試合ノーゴールという数字に留まっています。17歳に目に見える結果を要求するのは酷ですが、意外性のあるパスや縦へのスピードを見ると、「もっとやれるのに…」とつぶやいてしまいます。再開後のプレミアリーグで早期に優勝が決まれば、南野拓実とともに出番を与えられるのではないでしょうか。そこで爪痕を残していただき、来季はスーパーサブとしてアダマ・トラオレのような脅威になるのを期待しましょう。
前線の注目株としては、リアム・ブリュースターのほうが3つ年上ですが、こちらは負傷リタイアが多く、スウォンジーにレンタルされた今季のチャンピオンシップで11戦4ゴールとようやく上がり目が感じられるようになりました。「ミラー」は、「ヴェルナー獲得が見送りとなればチャンス到来」としていますが、U-17ワールドカップの得点王といえども、南野、オリギ、エリオットを差し置いてプレミアリーグのピッチに立つのは難しいのではないかと思われます。2020-21シーズンは、今季のカーティス・ジョーンズのように国内カップで結果を残すのが目標となるでしょう。
ロバートソンがひとりで責任を背負っている左SBには、ヤセル・ラローチという原石がいます。19歳になったアルジェリア出身のヤングスターは、ウイングから降りてきた選手で、攻撃力の高さがセールスポイントです。期待のラインナップのなかに、ゼップ・ファン・デン・ベルフやキ=ヤナ・フーフェルといった10代のCBがいないのは、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプ、デヤン・ロブレンの壁があまりにも厚いからでしょうか。
こうして若手を並べてみると、負傷が多いヘンダーソンや34歳になったミルナーのバックアッパーが薄いのが気になりますが、マルコ・グルイッチのレンタルバックという奥の手があるかもしれません。私の推しは、カーティス・ジョーンズとネコ・ウィリアムズ。リーグ1(3部相当)のオックスフォード・ユナイテッドにレンタルされていたベン・ウッドバーンへの期待も捨てきれず、両足骨折を克服して以前のパフォーマンスを見せてほしいと願っているのですが…。今季がどういう着地だったとしても、来季のリヴァプールも楽しみです。
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更新ご苦労様です。若手ではエリオットとジョーンズに大きな期待を寄せております。ブリュースターは怪我が気になりますが、
これを克服すれば大化けするかもですね。ウッドバーンは一時期大きな期待を持ってましたが、どうなりますか、、、?
いずれにしろ、レッズは期待の若手も控えているのでこの先も楽しみです。