2020.11.22 プレミアリーグ観戦記2020-21プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×WBA】古巣対決のGKの神セーブ連発に阻まれ、マン・ユナイテッドはPK1発の辛勝!
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立ち上がりの2分、右から蹴ったマタのFKに反応したマルシアルのバックヘッドは、GKサム・ジョンストンがセーブ。左右のサイドをワイドに使っているマンチェスター・ユナイテッドですが、クロスが味方に合いません。13分、インターセプトしたフレッジが右サイドのブルーノ・フェルナンデスに預け、縦パスを受けたマルシアルが中央にグラウンダー。ラシュフォードに届かなかったボールにフレッジが詰めますが、WBAの守備陣が冷静にさばいて二次攻撃を回避します。
16分、インターセプトから攻め上がったマグワイアが左のラシュフォードにつなぐと、グラウンダーを受けたブルーノ・フェルナンデスの絶妙な落としでマルシアルがフリーです。ジョンストンの右を狙ったシュートが読まれ、ビッグセーブの瞬間に天を仰ぐブルーノ・フェルナンデス。20分にソーヤーズの縦パスで右から突破を図ったカーラン・グラントは、クロスに放ったシュートがリンデロフの足に触れて左に切れていきます。
33分、ブルーノ・フェルナンデスがボックス右に通したロングフィードをマタが折り返すと、マルシアルの前に入ったジョンストンがキャッチ。楔のパスを通せず、サイドアタックは枚数が足りず、赤いシャツは今日も攻めあぐんでいます。36分のCKのクリアが宙に浮き、マグワイアが胸トラップから右足で放ったボレーは、前に出たバートリーが顔面ブロック。41分のWBAのCKは、バートリーのヘッドがクロスバーの上を抜けていきました。
0-0で前半を終えたマンチェスター・ユナイテッド。後半開始早々の48分にブルーノ・フェルナンデスがギャラガーの足を引っかけ、PKを示す笛が鳴りますが、VARチェックでファールは取り消しとなりました。50分にゴール左隅を狙ったラシュフォードのミドルは、ジョンストンが右に飛んでセーブ。2分後、ファーロングのクロスがボックス左に流れ、タウンゼントの決定的なシュートがデ・ヘアの右を襲いますが、プレミアリーグ屈指の守護神が足に当てるビッグセーブでチームを救いました。
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67分、マン・ユナイテッドが得意のカウンター。マルシアルのスルーパスが右から上がったブルーノ・フェルナンデスに通り、ファーに出したラストパスをラシュフォードがトラップしてゴール右に浮かしますが、ジョンストンが素晴らしい反応でポストの外に押し出しました。
71分、左からのCKをカバーニが頭でファーに流すと、マグワイアのボレーはまたもやジョンストンがビッグセーブ。オープンな展開になってシュートチャンスが増えたマンチェスター・ユナイテッドは、2018年までクラブに所属していたGKの神セーブ連発で追加点を阻まれました。79分、ラシュフォードに代わってファン・デ・ベーク。最少得点の勝利にプラスアルファの収穫があったとすれば、アレックス・テレスが場数を踏めたことと、フレッジのアグレッシブなプレイでしょうか。
ホーム初勝利で暫定9位となったマンチェスター・ユナイテッドですが、今日のパフォーマンスはリヴァプール、マン・シティ、チェルシー、トッテナムの上をめざせるチームには見えませんでした。マルシアルとグリーンウッドはプレミアリーグで未だノーゴールで、ポグバ、ファン・デ・ベーク、カバーニは持てる力を発揮できているとはいえません。出遅れといい続けながら、11月が終わろうとしています。そろそろ、ブルーノ・フェルナンデス頼みのフットボールから脱却してほしいのですが…。
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