2021.01.18 プレミアリーグ観戦記2020-21プレミアリーグ観戦記
【Liverpool×MAN.UTD】アリソン、ビッグセーブ2発!守備陣奮闘の一戦はスコアレスドロー!

GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターにフレッジとマクトミネイ、2列めにブルーノ・フェルナンデス、ポグバ、マルシアル、ワントップはラシュフォード。マネに縦パスを当てて中央に展開しようとするホームチームに対して、ラシュフォードはロバートソンの裏を狙っています。10分を過ぎても、両者ともシュートゼロ。ブルーノ・フェルナンデスとサラーは、厳しいチェックで消されています。
15分、ボックス手前でパスを受けたフィルミーノのミドルは、マグワイアがブロック。17分にシャキリの鋭い縦パスがマネに入り、落としを受けたフィルミーノが左足を振り抜きますが、ボールは外に逸れていきました。20分のシャキリのミドルは、マグワイアが体に当ててCK。直後にカウンターを切られて喰らった逆襲は、マネ、フィルミーノとつながった後、9番のフィニッシュをカットしました。こぼれ球に走り込んだサラーのダイレクトショットは、クロスバーの上。30分までは圧倒的なリヴァプールペースで、マンチェスター・ユナイテッドのアタックは、シュートレンジに入る前に潰されています。
34分のブルーノ・フェルナンデスのFKは、左ポストすれすれにアウト。マン・ユナイテッドが攻める時間が増えるとともに、サラーが速攻を仕掛けられるようになってきました。右サイドからのアタックにはルーク・ショーが対応し、中央へのボールは出足がいいマグワイアとリンデロフがクリア。シャキリやワイナルドゥムの上がりは、マクトミネイとフレッジがチェックしています。前半は0-0、シュート数は9対1、ポゼッションは67%対33%。主導権はレッズですが、マンチェスター・ユナイテッドは要所を抑えており、どちらが勝つかわからない展開です。
後半開始から3分続いたレッズのラッシュは、ポグバ、マグワイア、リンデロフが体を張ってシュートを打たせず。52分にポグバのサイドチェンジが左のマルシアルに通ると、縦パスに走り込んだブルーノ・フェルナンデスの左足シュートはファビーニョがスライディングでブロックしました。59分、アーノルドのサイドチェンジがロバートソンへ。アーリークロスをフィルミーノが押し込むという形は、レッズの有力な得点源ですが、マグワイアが足を出して事なきをえました。先に動いたのはスールシャール監督。61分にマルシアルと代わったのは、予想通りのエディソン・カバーニです。

83分、右から上がったワン=ビサカがニアに転がすと、ボックスに侵入したポグバがフリー。至近距離からの右足のボレーは、最後までボールを見たアリソンの超絶ビッグセーブに阻まれました。85分、フィルミーノに代わってオリギが前線へ。88分にはブルーノ・フェルナンデスとワイナルドゥムが下がり、19歳のグリーンウッドと35歳のミルナーがそれぞれの持ち場に走ります。4分の追加タイムが終わり、プレミアリーグのホーム68戦連続無敗とアウェイ16戦連続無敗という記録が同時に継続となりました。
リヴァプールは、やはり強かった。しかしわれわれの守備は素晴らしかった。18本のシュートを喰らいながらも、ブルーノ・フェルナンデスとポグバが昨季プレミアリーグ王者を敗戦寸前に追い込んだ。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとして、胸を張れる一戦でした。MVPを選ぶなら、マグワイアとアリソンでしょうか。CBとともにサラーを封じたルーク・ショー、ラシュフォード&カバーニの鋭いカウンターを潰したファビーニョ、ストライカーを自由にさせなかったフレッジとチアゴにも拍手を送りたいハイテンションのドローでした。
直近のプレミアリーグ4試合でわずか1ゴールのリヴァプールの次戦は、堅守のバーンリー。4試合で1失点のマンチェスター・ユナイテッドは、ビッグ6に健闘しているフラムと戦います。お互い難しい相手とのゲームですが、しっかり勝ちきって、週末のFAカップで今日の続きをやりましょう!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す